龍天ノ門 ─ 居眠り磐音江戸双紙 5のあらすじまとめ

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龍天ノ門 ─ 居眠り磐音江戸双紙 5 (双葉文庫)

前半のあらすじ

 安永三年の正月元旦を坂崎磐音はのんびりと深川六間堀の金兵衛長屋で迎えた。前の年の暮れに許婚であった小林奈緒が千両もの値をつけられて吉原の妓楼に売られていた。もはや今の自分では如何ともし難いと傷心の磐音だったが、それを胸にしまいこんで深川の仲間たちや今津屋吉右衛門らと正月の挨拶を交わしていた。

 そこへ今津屋とも昵懇の漆工芸商加賀屋で一族と奉公人らが皆殺しの奇禍に会うという事件が起こったことを読売で知る。

 磐音と老分の由蔵が加賀屋に出向くと、南町奉行所の笹塚が現場におり、ちょうど行き合わせた磐音に事件への協力を要請した。事件は、正月元旦に起こったもう一つの事件に絡んで大きな事件に発展していくが、ようやく、次に押し込みに入る店を掴んだ笹塚たちは悪党一味を捕縛に向かう。磐音も捕り物の混乱の中、決死の覚悟で備前包平を手に一味の一人と切り合い、勝ちを得た。

 事件の余韻も醒めぬ早朝から宮戸川の鰻割きの仕事に出る磐音だったが、仕事を終えて長屋に戻ると藩の御直目付、中居から呼び出しがかかっていた。

 その日の夕刻、佃島に出向くと中居から藩の窮乏を改めて知らされる羽目となる。しかも、国元にいる家老の父正睦からの手紙にて藩主実高が江戸から豊後関前へ帰る折の資金の目処が国元ではなしえないため、江戸でなんとか工面するよう依頼されていた。

 藩のための借財をいかにすべきか苦悶する磐音は由蔵に相談し、ことを進めることとした。ようやく一息ついた磐音のもとに吉原の四郎兵衛会所から使いがやってきた。

 磐音の許婚、小林奈緒がいよいよ吉原に乗り込む正月八日、その乗り込みを邪魔立てしようとたくらむ輩。磐音と吉原会所の面々は彼らの企みを阻止することができるのか。

後半の事件で初めて南町奉行所の岡っ引き地蔵の親分が坂崎磐音と出会うのが本書。
奈緒の吉原乗り込みという大きな出来事が書かれた本書は必読です。

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