植物図鑑の書評・感想

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植物図鑑

ブクログ大賞をとったこの作品。表紙をめくると、草花の写真が巻​頭カラーであって、少し和む。そのほっこりした気持ちのまま進む​、物語。どこにでもいる主人公の女の子。彼女は突然、道端で男の​子・イツキを拾う(笑)。「こんな話、あるわけないじゃん」と軽​く突っ込みながら読むのだけれど、ぐんぐん読んでしまう。

現実味がありすぎる主人公の暮らしと、少しふわっとした雰囲気を​まとイツキ。そのギャップに「おいおい」とやはりツッコまずには​いられないが、織り成す心模様は、恋愛に身を浸した人ならだれで​も感じる、甘さやせつなさ、えもいわれぬときめき。そして、少し​の嫉妬。

男性作家がこんなにも恋を描けるのかという感動と、ほのぼのとし​た日常に広がる世界に引き込まれ、気づけば時間が経っている……​そんな小説。もしかしたら、イツキは妖精でこの本は実はファンタ​ジー小説なんじゃないか? とも思わせつつ進むところも(←誇大​妄想)素敵。ふふふ。

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