寒雷ノ坂─ 居眠り磐音江戸双紙 2のあらすじまとめ

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寒雷ノ坂─ 居眠り磐音江戸双紙 2 (双葉文庫)

前半のあらすじ

天童赤司との闘争で切られた傷が完全には癒えない磐音は宮戸川の鰻割きにも出られず、腹を減らしていた。そこへ同じく仕事を探している品川柳次郎が磐音に内藤新宿での用心棒仕事を持ちかけた。
 内藤新宿は甲州街道の一の宿だったが、半年前に幕府から許可が出たばかりで女衒や博奕打ちが大勢押しかけ盛り場になっていた。内藤新宿では縄張りをめぐって金貸しの黒木屋左兵衛と渡世人の新場の卓造が張り合っていて双方が助っ人を募っているのだった。
 しかし、実際には小競り合いばかりで大きな衝突もなく、このままではどこにも雇いの口はないとわかり、一計を案じる磐音たち。その後、計が功を奏した一行は、黒木屋を訪れて用心棒に雇ってもらうことになった。

 黒木屋は内藤新宿の賭場をどうするかという談判に及び、その警護に磐音たちを同道するのだが、その間に黒木屋は卓造一家に襲われていた。一方の卓造一家は南町奉行所の手入れを受けた。その際に年番方与力の笹塚の危ういところを磐音は救ったものの、金を手にすることもなく深川に戻ったのだった。

 内藤新宿では儲からなかったとはいえ、磐音は怪我も癒えて再び宮戸川での鰻割きに精を出し、いよいよ年末を迎えようとしていた。しかし、相変わらずの貧乏暮しで、何とか仕事を探さねばと思っていたその日、宮戸川に鰻を持ってきた幸吉の紹介で両国橋の楊弓場での用心棒仕事をすることになったのであった。

 南町奉行所の知恵袋、年番方与力の笹塚孫一との出会いはまさにこの内藤新宿のひと騒動からだった。しかし、まさか後々、こんな腐れ縁になろうとは...と思いながら、人の好い坂崎磐音ならではというところ。ぜひご一読ください。

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