陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1のあらすじまとめ

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陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)

前半のあらすじ

江戸時代中期の明和9年、豊後関前城下までもう少しという峠道に河出慎之輔、小林琴平、坂崎磐音の3名がいた。彼らは江戸勤番などを終えて久しぶりに帰藩したところだった。しかし、そこにひとつの事件が起こり、それによって幼馴染の3名が斬り合うという事態にまで発展した。坂崎磐音はその事件の後、やむを得なかったとはいえ自らの行為に慙愧の念堪えがたく、脱藩して江戸に向かったのである。

 江戸で坂崎磐音は、本所深川の金兵衛が大家をしている長屋に落ち着いたものの、人足などの日傭取りをしてどうにか暮らしていた。そろそろ木枯らしが吹く季節というある日、金兵衛は思いついて、磐音を北之橋にある鰻屋の宮戸川で鰻割きに雇ってもらうように紹介した。
 その後、宮戸川から帰ってくると金兵衛が改めて磐音に剣の腕前を聞いた。磐音は以前江戸にいた折に神田三崎町の佐々木道場で直心影流を修行し、目録を得ていた。それを聞いて金兵衛はさっそく磐音を連れて両国西広小路の両替商今津屋に出向く。用心棒として紹介するためだ。

 金兵衛たちが店を訪れると贋の南鐐二朱銀を持ち込んだやくざ者が騒いでいるところだった。やくざ者と店の用心棒が切り合ってけが人が出る中で、磐音が助勢を申し出た。磐音は店の者ややくざどもが見守る中で種市という猛者と決死の勝負のすえに勝ちを収めた。

 騒ぎが収まった後で今津屋の主人、吉右衛門が老分番頭の由蔵とともに磐音を用心棒に雇うこととなる。また、今津屋のほかにも宮戸川で朝の鰻割きを仕事とすることを親方の鉄五郎に許され、ようやく日々の糧を得ることになった磐根だったが、翌日になって今津屋に出向いてみると、昨日斃された用心棒の師匠なるものが出向いており、なにやら不穏な空気が漂っていた。

その剣風がまるで居眠り猫のようであると師匠に評された坂崎磐音が今津屋を舞台にどのような活躍を見せるのか。ぜひご一読ください。

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