バフェットの投資戦略とケーススタディおよび投資価値の評価

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バフェットの株式ポートフォリオを読み解く

第1章 バフェットの投資戦略

・投資手法はさほど難しいものではないが、一般的な投資家とは大きく違う。
 バフェットが見ているのは市場ではなく、企業の株価なのである
 

・バフェットが購入したいと思っている企業
 競合企業に対し、長期にわたり何らかの競争優位性を有している企業の株式
 そんな株式を、下げ相場などを利用してできるだけ安い価格で購入し、できるだけ長く保持する。 こうした優良企業の株式を手に入れたら最後、その企業を下支えしている経済力が変わらない限り保持し続ける。
 したがってバフェットの投資はいたってシンプル。

・バフェットのお気に入りは老舗企業
 「製品の今後を予測できるということは、今後の収益を予想できるということだ。」
 企業の収益を予想できれば、その企業に永続的な競争優位性があるかどうか把握できる。
企業の製品やサービスがどのくらい前から存在しているかを確認する。
同じブランドの名の製品やサービスを 50年以上提供している企業は、永続的な競争優位性を持っていると判断していい。
 

・安定した収益
 企業の過去 10年間の利益実績をみる。それが、安定しており、かつ力強い上昇を示していれば、永続的な競争優位性を持っている。
 

・収益の安定しない企業 
 ①「価格競争型」製品を製造している企業。ブランド力がなく、価格勝負の製品。 ②絶えず改良や再設計を施さなくては、競争力を維持できない企業

・「エクイティ・ボンド(疑似債券)」という考え方
永続的な競争優位性を持つ企業の収益は予想が可能なため、その株式を保有することは、一種の変動利付債券を保有しているようなもの。
(EPS;一株当たりの利益 が利子で、株価が額面)

・永続的な消費者独占能力を持つ企業かどうかを判断するいくつかの目安。
 その企業が現在提供している製品やサービスは、10年後にも提供されているか。
 自分はその製品やサービスの機能を十分に理解しているか。
 競争力を維持するために多額の研究開発費が必要か。
 その企業は市場を独占しているか。あるいは競合企業よりも低コストで提供できるシステムを備えているか。

第二章 ケーススタディ および投資価値の評価

・アメリカン・エキスプレス・カンパニー 
 1963年のサラダ油事件がきっかけで興味を持つ。一時的な損失で株価が大幅に下落しても、問題ない。その競争優位性によりたちまち収益を回復し、株価も回復する。

・バンク・オブ・ニューヨーク・メロン( BNYメロン)
 老舗の銀行。企業や金融機関にさまざまな金融サービスを提供。規模、低コスト、専門知識が競争優位。
 

・コカ・コーラ・カンパニー 
 たった一つの製品が、長きにわたり莫大な富を生み出してきたということ、そしてこの製品は、おそらくこれからも、長きにわたり莫大な富を生みみだしていくだろうということ。

その他にも
コノコフィリップス
コストコ・ホールセール・コーポレーション
グラクソ・スミスクライン
ジョンソン・エンド・ジョンソン
クラフトフーズ
ムーディーズ・コーポレーション
プロクター&ギャンブル・カンパニー
サノフィ
トーチマーク・コーポレーション
ユニオン・パシフィック・コーポレーション
USバンコープ
ウォルマート・ストアーズ
ワシントン・ポスト・カンパニー
ウェルズ・ファーゴ&カンパニー
を取り上げて、解説している。

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