本の読み方に関する間違い、記憶術のコツ

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トニー・ブザン 頭がよくなる本 日本語第4版

概要

著者は学校教育では肝心のことが教えられていないと批判する。記憶の働き、記憶術、目の認知機能、注意の集中、動機づけ、キーワードやキー概念、思考そのもの、創造性、学習技術について、通常の教育は素通りしている。

本の読み方に関する間違い

学習の基本に読書がある。本の読み方では下記の先入観は間違いである。

・一度に一語ずつ読まなくてはならない

・毎分500語以上読むのは不可能だ

・速く読むときちんと理解できない

・速く読むほど集中力は落ちる

・平均的な速度で読むのは自然なことであり、それゆえ最善だ

目が文章を追う上下(左右)運動を分析すると、眼球は一直線になめらかに文章の線を追っているのではなくて、ある間隔で静止と移動を繰り返している。一度の静止でいくつの単語を読むことができるか、静止時間をいかに短縮するかが読書のスピードを握る鍵だと指摘する。

記憶術のコツ

・学習開始後別分から別分が記憶の定着度が高いから、その時間を勝負にし、こまめに休憩を入れるのが学習のコツ。

・記憶を長く保つには、何らかの関連づけが有効である。特に次のようなイメージと結びつけて覚えると忘れない。言葉を結びつけるイメージとして、次のものが挙げられている。

・共感覚、感覚的なもの
・動きのあるもの
・関連のあるもの
・性的なもの
・こっけいなもの
・想像力をかきたてるもの
・数字を使ったもの
・記号を使ったもの
・色彩の豊かなもの
・順序、並べ方・前向きなもの
・誇張されたもの

ノートの取り方を工夫せよ

・内容を正しく想起できるような「キー概念」を上手に選んで、「キー概念」同士の関係を記憶することが大切である。そのためには多義的で拡散するキーワードではなく、内容を絞り込んでいくための「キー概念」を見つける必要がある。

・「キー概念」を見つけるにはノートの取り方を工夫する。普通の学習者のノートは先生の講義の内容を、話の順序や構造通りに文章化している。これでは、見直す際にも時間がかかるし、「キー概念」が見つけにくくなる。こうした一般的なノートの大半の言葉は記憶に必要がない情報である。

・「キー概念」を中央において、関係する「キー概念」を放射線状に伸ばして線で結ぶ頭脳地図(マインドマップ)で、ノートを取ることが推奨される。キーワードは線上に書く。こうすることで無駄な言葉を書かずにすみ、見直す際にも、講義内容を正確に想起しやすくなる。

・ノートは結局、自分で後で「想起の補助」に使うためのシールである。想起に必要な情報だけを効果的に記録することが重要である。

・頭脳地図ではまず学習前に知っていることを2分間で書き出す。2分で思い出せないような事柄は想起のベースにならない。学習はこの初期の頭脳地図に枝葉を伸ばす拡張する内容として学んでいくと良い。

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