古武術を健康に!甲野先生のお言葉(名言)

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新装版 写真と図解 実践! 今すぐできる 古武術で蘇るカラダ (宝島SUGOI文庫)

古武術を健康に、スポーツに、取り入れて活用できる技を紹介している。とはいえ、安易な気持ちで古武術に取り組むと、古武術を生かせないだけでなく、元の形も崩してしまう可能性があるため、注意が必要ぜよ。

メモ

・古武術の基本は体幹を「ねじらない」こと

・肩を落とし、足は地面と並行に浮かせて移動

・三次元の動きの基本は、地滑りのごとく滑っていくこと

甲野先生のお言葉(名言)

・言葉というものは時代と共に自然と変化するものであり、それを目くじら立てて言い立てるのも、あまり見よい姿ではないと思う

・本来は異なる方法論の一つに過ぎない科学にようる分析や解明が、現代ではほとんどかつての宗教に代わる権威を持っていることから生じる様々な不具合について論議するべきだ。

・現在の少年スポーツの現場における八割以上は、指導者である大人の仕事のストレスの発散と、支配欲を満足させるための理不尽な行為がまかりとっているとしか思えない

・少年少女にスポーツを行わせるのは、それに夢中になることで、様々な状況下での心身の使い方を体験し、将来、社会に出た時、どういう行動をとればいいかを、体を通して学ぶという意味が第一であろう。
 そのためには、彼ら彼女らの努力や判断力、研究心が向上するように努めるのが、指導者の取るべき道であ
ろう。

・今よりも優れた術理や動きに出会えば、すぐにそれを取り入れ、脱皮していきたいと思っている。
 しかし、程遠いからといって稽古をやらないわけにはいかないので、古人に比べればお話にならないほど未熟であることは百も承知してはいるが、古人の業績を慕って、ない知恵を絞って研究工夫しながら稽古しているのである。

・それだけに私は日々、自信を持って稽古を行なっているのではなく、常に「ああ、まだまだ駄目だ」と嘆きつつ、古人に対して申し訳なさと罪悪感を抱きながら行なっているのである。

・確かに断言しなければ説得力はないかもしれないが、断言は視野を狭くし、更なる可能性を閉ざしてしまう

・私が考える100メート走の理想型は「スタートでつんのめって、転びそうになる状態を維持しつつ、体幹部の働きで何とか転ばずにゴール地点までもたせる」というものです

・段や級位などというものは、ある権威のある立場からみてどの程度かということを決める基準となっているからであり、私のように常に現在の自分を否定し、自分の未熟さに日々肩を落としているような者に、そのようなものが出せるはずがないからである。

感想

習得するにはじっくり時間をかける必要がありそうだった。
「古武術で蘇るカラダ」の理解から習得まで相当の時間を要するだろう。
また、ステキだなと思うのは、甲野先生が、「自分の流派はあくまで従来から伝わるものを自分なりにねじ曲げてしまったもので、正しい古武術ではない」と謙虚な点。
まぁ、事実としてそうなのかもしれないが、「自分は本当にまだまだ」と語る「常に勉強、常に精進」の精神は見習いたいものである。

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