人類オールスターvs異世界人!ドリフターズ 2の書評・感想

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ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)

人類オールスターvs異世界人

プロローグ:

 関が原の戦いで君主である叔父島津義弘を逃がすため、自ら捨て奸(すてがまり)となった島津豊久。
 獅子奮迅の働きで大将首をとるも、多勢に無勢でその命を戦場に散らしたかに見えたが…

1巻の概略

 意識を取り戻した先は見知らぬ世界で、そこには18年前に死亡した織田信長と約400年前に活躍した那須与一が存在
 二人とも自分が死んだ後(信長本人は今は本能寺から逃げた後数日と認識)の事は知らず、気がついたらここにいたことだけが一致していた

 付近にはこの世界の住人エルフと、彼らを奴隷のように蹂躙し虐げる「この世界の」人間たちが存在し
 エルフらを助けた事で成り行き的にではあるが、この世界の人間たちと敵対する事になった戦国武将たちの戦いが始まる

2巻は

異世界でエルフと組み、戦う事を決めた島津豊久達。

「長い奴隷生活で士気が壊滅的に足りないエルフ達の、『誇り』を取り戻させて戦いへと参戦させるくだりの台詞回し」は凄く格好良くて必見

また「尾張の弱兵」を率いて手練の戦国大名と戦った信長による、「騎馬隊の簡単な倒し方講座」も実際の戦闘記録、伊賀焼き討ち時の戦いを参考しにしたもので
「ああ、六天大魔王様ならこうやって相手の良い点はパクるよなぁ」と
歴史好きなら納得する事請け合い

くだらない歴史書を読むより本作を読んだほうが、数倍ためになります

また、他の地で様々な歴史上の偉人達が漂流している事がこの巻で判明

カルタゴの英雄 ハンニバル
そのライバル スキピオ

近代日本からは

山口多聞やデストロイヤー管野が『装備付』で参戦。

『戦国自衛隊も真っ青なパワーバランスの崩壊』が期待される展開となっています

また、敵側にも偉人達が所属していることも判明

土方歳三、ジャンヌダルク達がが敵役で出てきます
(なんでミリタリ系だとジャンヌは悪役が多いのでしょうね?)

なお彼らとの戦いは「3巻まで持ち越し」という生殺し状態なので、この書評をお読みの皆様も
「続きが凄く気になって気になって仕方が無い」というモヤモヤを味わっていただけたら幸いです

歴史の偉人版スーパーロボット大戦

本作はそう呼ぶにふさわしい、時代を超えた英雄達の競演です

信長の野望などのSLGで自分だけのドリームチームを編成するような高揚感が本書にはあります

歴史好きなら必見 漫画好きも必見

デスノートやドラゴンボールのように
「続きが気になって仕方がない……」

本作はそんな心躍る作品を望む方におすすめの名作です

「最近面白い漫画が無いなぁ…」とお嘆きの方なら是非ご一読ください。

PS:漫画好きな友人が本作をしらなかったので、今回の書評を書きました
 1巻は既に書かれている方がいますが、希望があれば書かせていただきたいと思います 

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