実用面での会計の基本「取引」について紹介!

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会社法対応 会計のことが面白いほどわかる本<会計の基本の基本編>

タイトルからもわかるように会計についてのはじめの1冊である。簿記対策本とは違い、実用面での会計についてフォーカスされている。内容もさすが「面白いほどわかる」シリーズだけあり、わかりやすくまとめてある。

構成

その1〜その6までの6章構成。
1.株式会社の仕組みと会計の役割
2.複式簿記
3.取引をいつ記録するか
4.取引をいくらで記録するか
5.貸借対照表
6.損益計算書

本当に基礎から

株式会社とは?からはじまるので私のように知識0からでも十二分に理解できた。
よく聞く単語(e.g.株主と債権者,資本と資産)や一見当たり前のようなこと(お金を儲けるとは、会社は誰のものか)についても詳細な記述がされている。以下、自分が気になったところをまとめる。

勘定科目

資産、負債、資本、収益、費用の5種類。
資産と費用が借方科目。
負債、資本、収益が貸方科目。

資産…将来、会社にお金の増加をもたらすもの
負債…将来、会社にお金の減少をもたらすもの(資産の逆)
資本…資産ー負債。株主の持っている分を示す。株主の持っている分を持ち分という。
収益…会社が生み出した価値の対価としてお金が増えることであり、"事業活動の成果"を意味する。
費用…収益を得るためにお金を使うこと。

取引をいつ記録するか

・会計の問題…1.取引をいつ記録するか 2.取引をいくらで記録するか(後述) の二つ

・財務諸表の数字が変わってしまうため、取引をいつ記録するかを予め決めておく必要がある。

・取引は、その取引によって会社のお金が増減する可能性が十分高くなったときに記録する。(発生主義)

・信用取り引きにより、会社は、実際に持っているお金以上にお金を使うことが可能となる。

・取引の相手が物やサービスを受け取ってその対価として現金または債権を受け取ることを実現という。
収益は、発生主義ではなく実現主義により計上される。

・資産には事業用資産と金融資産がある。前者は将来の収益に対応させるために繰り延べられた支出である資産や将来、事業として販売する目的の資産、後者は会社が事業で使うために、お金を払って手に入れてない資産(e.g.現金預金、売掛金、貸付金)

取引をいくらで記録するか

・会社は、事業を続けることが前提であり事業に使用する目的の資産を時価で評価しても意味がない。

・事業用資産の金額は、その金額以上に、将来会社のお金が増加するはずということを意味する。

・資産の評価の問題は費用収益をいつ計上するか、という問題と表裏一体である。

会社は誰のものか

・上場している株式会社は会社の所有権が自由に売買されることを認める代わりに世の中から多額のお金を集めることができている。

・会社は株主のもの。

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