好敵手オンリーワン1の書評・感想

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好敵手オンリーワン1 (講談社ラノベ文庫)

 孝一郎には二人の幼なじみがいる。一人は桜月神社の桜月弥生。もう一人は天都教会の天都水貴。二人は横浜の女子高生の双璧と目される、才色兼備の持ち主だ。そんな二人は、孝一郎も含め、三人で兄弟姉妹のように仲良く、一緒にご飯を食べたり、遊んだりして暮らしていた。中学時代までは!
 高校に入り、孝一郎がポツリともらした一言がきっかけとなり、弥生と水貴の間に抗争が勃発!どちらが優れているかを、勉強やスポーツ、見た目など、あらゆることで競いだした。その審判を務めるのは、いつも孝一郎だ。正直、板挟みになるので気が重い。

 昔は仲の良かった二人が対決するのを我慢できなくなった孝一郎は、くだらないことで争うなと、勇気を出して一喝したのだが、それが学校を飛び出した勝負のきっかけになってしまった。どちらの宗教法人が資金力を高められるか勝負することになったのだ。勝利の暁には、孝一郎を一生奴隷としてこき使えるらしい。…本人の承諾もなく。
 そうして始まった利益追求の勝負。宗教法人の利点を生かし、才能と若さにものを言わせて次々ビジネスを繰り出していくのだが、社会の荒波の前に、ちょっとばかり痛い目にもあったりする。そしてその勝負の行方には…?

感想

 ヤクザのしのぎみたいなビジネスを考えるなあと思って読んでいたら、本当にヤクザが登場しちゃったりするし、カタギだからと言ってヤクザよりも上品とは限らない例を見せつけられたり、社会の現実を突きつけられちゃう感じだ。
 そして今回は、いつもの様に女の子の方が才気走っているのだけれど、ピンチになれば男の子の方が活躍するという設定が、いつもとはひと味違う。この辺はラノベ文庫の要請なのかもしれないな。

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