バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」

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考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

書く技術について

・最も明確な文章は主たる大きな考えがあり,それを小さな考えが構成するピラミッド構造
・一度に覚えられる量は限られているのでグループ化が必須
・グループ化した姿を伝えた後、それぞれの事象を伝えていく=トップダウン型配列
・全体を要約する考えを述べた後、個々の考えを逐一説明していくのがわかりやすい順序
・わかりやすい文書は,情報を矛盾なくトップダウン型で表現
・聞き手は自分に入ってくる事柄を体系づけて理解するので、考えを間違いなく伝えるために前もって筋道を伝え自分と同じ理解の枠組みにしてもらう
・論理の正当性のチェック
1.全レベルでメッセージはその下位グループ群を要約
2.各グループ内のメッセージは常に同じ種類
3.各グループ内のメッセージは常に論理的な順序
・ピラミッド構造はQ&A形式の対話スタイル
・メッセージは読み手に1段下のレベルで答えられる疑問を生じさせねばならない
・演繹的グループ化
普遍的な状況を述べ、先の考えの主部か述部について具体的に述べ、2つの記述から導かれることについて述べる
・帰納的グループ化
メッセージを同レベルの内容でくくり、結論の各ポイントの共通状況を判断・推論して、一段上のレベルに持ち上げる
・読み手にはっきりと伝えるために,自分の思考を整理する
・「状況」と「場所」を設定し、事件を発生させ(「複雑化」して)読み手に疑問を促し、書き手の答えを与えることで読み手を惹きつける
・導入部は、読み手に既知なことを物語風に語り、読み手の持つ疑問を思い起こさせて、本文にその答えが書かれていると期待を抱かせる
・トップダウン型アプローチ
1.主題であるピラミッドの頂点を設定
2.読み手の主題に対する疑問とその答え
3.状況の明確化
4.読み手が引き起こす疑問の引き金を設定
・ボトムアップ型アプローチ
1.言いたいポイントを全てリストアップする
2.それらのポイント同士の関係性を考える
3.結論を導く
・導入部には過去の出来事を記入する
・導入部の構成はストーリー形式にするため、状況・複雑化・質問・答えを設置
・キーラインにも導入部を盛り込む
・最初のキーライン・ポイントで全体のポイントとの関係性を喚起させる
・他のキーライン・ポイン卜ではテーマが前述の内容との関連性を示す
・導入部は知識を思い起こさせ、ストーリーの三要素(状況、複雑化、解決)を含み、読み手の必要性や文章のテーマによる長さとなる
・演緯法は1本のロジックラインで展開し,最後に結論に到る
・帰納法は, 同種の事実や考えをグループとしてくくり,そのグループ内の類似性について意見・推測を述べる
・キーラインでは演繹的表現は退屈なので帰納的表現を用いる
・ポイント間に介在する情報量が最小限の時のみ演繹法を用いる

考える技術について

・因果関係を混同しないために、考えのプロセスを図式化
・構造を作るには個々に「ダブリ」が無く全体で「モレ」が無い(=MECE)状態にする
・一度書いたものを論理的構造に置くことで欠陥を発見できる
・グループ化の要約が無い「白紙の主張」を避ける 
・グループ化の要約は自身の考えの発展の契機
・適切な要約メッセージのためにグループ化の根拠となる考えをチェックし、ダブリがないか確認
・行動の考えは因果関係でグループ化
・行動の考えはイメージ化し,行動が完了した時点で得られる最終結果から、行動ステップを言葉に置き換え、階層化する
・各ポイントの文章が同じ種類の主部、述部、判断を論じているかで類似点を見出す

問題解決の技術について

・導入部で問題を定義し分析を構造化
1.今起こっていること
2.今好ましくないこと
3.代わりに望んでいること 
・問題定義のフレームワークでは問題の基本部分の図表化、立場の明確化、適切な疑問設定をする
・事前に作った原因分析のフレームワークとロジック・ツリーに基づき分析と考え方の道筋をつける
・ツリーで分解した構造に細分化したタスクを記入
・Yes or Noの選択肢チャートを作成
・問題解決の作業は考えのピラミッド構造化につながる

表現の技術について

・ピラミッド構造を聴き手に反映させる
ex下線をひいてポイント構造を強調 ヒエラルキー型の見出し インデントによる右寄せやドット・ダッシュの箇条書き 見出しと数字インデックスの併用
・導入部では読み手と書き手が“ 同じ場所" にいることを意識させる
・見出しで考えの本質を表現し強調させる
・類似の考えは表現を統一するなどパラレルに
・見出しの各グループを事前に紹介し視覚化
・ポイントに下線を引き階層化構造を意識させる
・Q&A論理は完璧な論理に従う
・難解な専門用語は避け、膨大な量の情報を圧縮したイメージを用いる

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