自分の頭を使って物事を考え、仮説を立てるフェルミ推定を理解するポイント

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地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

本書では、自分の頭を使って物事を考え、仮説を立てることがビジネス上でとても重要であることが語られています。中でも気になった点、抑えておきたい点をまとめます。

「地頭力」とは何か

地頭力とは、「論理思考力・直感力・知的好奇心」を土台として持ち、それらの力を「仮説思考力・フレームワーク思考力・抽象化思考力」をもって活用する力である。

「フェルミ推定」とは何か

フェルミ推定とは、「東京都内に信号は何機あるか」「世界中にサッカーボールは幾つあるか」といった、把握することが難しい問題に対して、短時間(3〜5分)で推定ロジックを組み立てて概数を導きだすという問題のこと。コンサルティング会社や外資系企業の面接で用いられる事が多く、地頭力を試す方法としてよく使われる。正確な答えを出すことよりも、答えを導きだすまでのロジックの方が重要であり、地頭力を鍛えるためにとても有効な手段である。

「フェルミ推定」を学ぶべきビジネスパーソン

考えるよりも先にgoogleの検索ボックスにキーワードを入力し、検索結果を鵜呑みにしてそのまま答えとする「検索エンジン中毒者」は、仮説を立ててから情報収集や分析を行う習慣を付ける訓練が必要。情報を集めに集めてからでなければ仮説を立てられない「情報コレクター」は、どんなに少ない情報でもその時その時の判断で仮説を立てられる訓練が必要。自分の経験のみを行動の拠り所とし、他人から学べることは無いと考える「経験至上主義者」は、自分が特殊な存在でないことを理解し、事象を一般化・抽象化して応用力を付ける訓練が必要。

結論から考える「仮説思考力」

仮説思考力のポイントは、今ある情報だけで最も可能性の高い仮説を立て、常にその仮説を最終目的地として意識しつつ、情報収集しながら検証・軌道修正を繰り返していくこと。仮説思考の本質は「逆算して考える」ことであり、手段からより目的から、自分からより相手から、はじめからでなく終わりから考えることである。上司へのプロジェクトの報告、お客様への提案、自分のキャリアプラン、人生など、様々な事象に仮説思考力は活かす事ができる。

全体から考える「フレームワーク思考力」

課題の全体像を高所から俯瞰する「全体俯瞰力」と、とらえた全体像を最適の切り口で切断し、断面をさらに分解する「分解力」で構成される。全体俯瞰力が強い人ほど全体像から該当テーマに対してズームインして説明するのに対して、弱い人ほど自分の視点から必要に迫られて全体像を話す、という違いがある。

単純に考える「抽象化思考力」

抽象化思考力とは、対象となる問題や課題の特徴を「単純化」「モデル化」して一般解を導きだし、それを再び元の事象へ戻して個別解を導きだすこと。抽象化することは、共通点を探し、パターンを認識して、既にある事項に当てはめて考えること。おおよそ世の中で起こっていることは、表面的には違うように見えても根本的な構図を掘り下げれば同じ構図になっていることが多い。

感想

この本の大きなテーマとなっている、地頭力を鍛える3つのポイント「仮説思考力」「フレームワーク思考力」「抽象化思考力」が、どんなもので、なぜ必要で、どう活かせるかが詳しく掲載されていて大変参考になりました。

仮説思考力はデザイン作業を進める上でもとても重要で、最終目的から考えることで重要視すべきポイントとそうでないポイントが判断できるようになると感じました。

フレームワーク思考力は、今後様々な提案をする上で、問題点を漏れなく多角的に考察する上でとても重要であると感じました。

抽象化思考力は、経験を積むにつれて上達するものかなと思います。戦略提案する上で一番必要な部分は、この思考力かなと感じました。

一番共感できた、全体を俯瞰しつつ仮説を立て、検証しつつ自分の答えを導きだすという流れは、今後の仕事の中で役立てて行きたいと思いました。

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