15年にわたるカーネギーの指導の現場から生まれてきたカーネギーの教え

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人を動かす 新装版

この本は、一朝一夕に頭だけで書かれたものではない。15年にわたるカーネギーの指導の現場から生まれてきたもので、著者の説は、すべて実験済みのものばかりである。

本文まとめ

・人を非難するのは、ちょうど天に向かってつばをするようなもので、必ず我が身に帰ってくる
・どうしてまず自分の欠点を改めにかからないのだろう? なまじっか他人を矯正するよりも、自分を直すほうがよほど得であり、危険も少ない。
・仮に家族や使用人に、6日間も食物を与えないでおいたとすると、われわれは一種の罪悪感を覚えるだろう。それでいて、食物と同じくらいに誰もが渇望している心のこもった賛辞となると、6日間はおろか6週間も、ときには6年間も与えないままほったらかしておくのだ。
・人の気持ちを傷つけることで人間を変えることは絶対にできず、全く無益である
・魚釣りをやる場合、自分の好物は考えず、魚の好物のことを考える。人を釣る場合にも、この魚釣りの常識を利用していいわけだ。
・何かすばらしいアイディアが浮かんだ場合、そのアイディアを相手に思いつかせるようにしむけ、それを自由に料理させてみてはどうか。相手はそれを自分のものと思い込み、ふた皿分も平らげるだろう。
・人間は、他人のことには関心を持たない。ひたすら自分のことに関心を持っているのだーーー朝も、昼も、晩も。
・私は、人の悪口をいわないことにしました。悪口をいう代わりに、褒めることにしている。自分の欲することについては何もいわず、もっぱら他人の立場に身をおいて物事を考えるように務めている。そうすると、生活に文字通り革命的な変化が起こりました。
・すべての物事は願望から生まれ、心からの願いは全て叶えられる。人間は、心がけたとおりになるものである。顎を引いて頭をまっすぐに立てよう
・子の話「ううん、お母さんが僕を愛してくれていることはよくわかってる。だって、僕が何かお話しようとすると、お母さんはきっと自分の仕事をやめて僕の話を聞いてくれるんだもの」
・ルーズベルトは、だれか訪ねてくる人があるとわかれば、その人の特に好きそうな問題について、前の晩に遅くまでかかって研究しておいたのである。ルーズベルトも、他の指導者達と同じように、人の心をとらえる近道は、相手が最も深い関心を持っている問題を話題にすることだと知っていたのだ。
・議論は、ほとんど例外なく、双方に、自説をますます正しいと確信させて終わるものだ。
・”意見が一致する点を探せ”ーーー相手の主張を聞き終わったら、まず、賛成できる点を取り上げよ。
・”素直であれ”ーーー自分が間違っていると思う点を探し、素直にそれを認めてあやまる。それで、相手の武装が解け、防衛の姿勢がゆるむ。
・”相手の意見をよく考えてみる約束をし、その約束を実行せよ”ーーー相手のほうが正しいかもしれない。
・教えないふりをして相手に教え、相手が知らないことは、忘れているのだといってやる
・人にものを教えることは出来ない。みずから気づ手助けができるだけだ
・できれば、人より賢くなりなさい。しかし、それを、人に知らせてはいけない

感想

人間関係の分野では、本書は、まさに、現代の古典とも呼ぶべき位置を占め、万人必読の書である。
全ての言葉、例が響く。すべての人がこの本に書かれていることを実践すれば、よりよい世界になると思う。付録の「幸福な家庭を作る7原則」(※)も覚えておきたい。見に染みこむまで何度でも読み返したい名著。

※幸福な家庭をつくる7原則
1. 口やかましくいわない
2. 長所を認める
3. あら探しをしない
4. ほめる
5. ささやかな心づくしを怠らない
6. 礼儀を守る
7. 正しい性の知識を持つ

※カーネギーのスピーチに関する名著「話し方入門」もまとめてます。
http://bukupe.com/summary/5409

※このまとめは抜粋です。完全なまとめはこちらに公開しているので興味を持った方は是非。
http://book-review.hatenablog.com/entry/2012/07/26/054158

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