1秒だけ財務諸表を見るとすればどこか⁉

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「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本

まえがき

本書の実践編ですでに大変すばらしいまとめがあるため、
会計初心者の私でもすぐに使えると思った部分のみまとめます。

1秒だけ財務諸表を見るとすればどこか?

1秒だけ財務諸表を見れるとしたら、
チェックすべきは「短期的な負債の返済能力」。
そのため、1年以内に返済義務のある「流動負債」をまず見る。
そして次に「流動資産」を見る。

貸借対照表の「流動資産」と「流動負債」を見比べて、
「流動負債」をまかなうだけの「流動資産」があれば
当面は大丈夫と考える。

あくまでこれは一般論であり、
卸売りや製造業ではこの考え方が当てはまるが、
小売や介護ヘルパー業などは当てはまらないことも。

貸借対照表とは「運用」と「調達」

貸借対照表の右側は左側の資産(財産)を
買ってくるために必要な資金の調達方法を表している。

負債と純資産の違いは大変重要

「負債」=いつか返済しないといけないお金
「純資産」=返済しなくてもよいお金

純資産の占める割合が大きいことは、
会社の中期的な安定を意味する。

ただし、純資産の割合が大きくとも、
短期的に資金が不足すると会社は倒産する。

負債と純資産の調達コスト

負債の調達コスト=銀行に払う利子
純資産の調達コスト=株主に支払う配当金

負債の調達コストよりも、
純資産の調達コストのほうがずっと高い。

トヨタのような優良企業だと、
あえて負債で資金を調達したりもする。

短期的に最も大切なのは手元流動性

「手元流動性」=
(「現預金」+「すぐに売れる有価証券」)÷月商

1秒だけ貸借対照表を見れるなら「流動負債」「流動資産」だが、
そもそも貸借対照表などは2が月ほど前の状態を表すもの。
会社にとって大事なのは当面の「資金繰り」であるため、
ゆっくり見れるなら「手元流動性」をチェックすべし。

まず損益計算書とは

「損益計算書」とは企業のある期間の「損益」を表したもの。
つまり、儲け額や損益額。

資産と売上高の関係も大切

使った資産が多いにも関わらず、
売り上げが少ないと資産活用効率が悪いということになる。

売上原価は製造原価と違う

「製造原価」=1年間に製造した製品にかかった費用
「売上原価」=売れた製品の製造原価

製造したけど売れてないものは、
資産として「棚卸資産」に計上される。

製造業で不振な会社には、
損益計算書上で利益が出ていても
貸借対照表の棚卸し資産を必ずチェックする必要がある。

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