自然を活用し、先進国に過大な要求をすることなく貧困国の現状を変える。

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収奪の星―― 天然資源と貧困削減の経済学

課題

「自然+技術+法規=繁栄」これが貧困国がマスターすべき公式
しかし貧困国では統治、法規が弱い
「自然+技術-法規=略奪」となる
また科学廃斥、農夫讃美の規制により
「自然+法規-技術=飢餓」
となる

資源の呪い

資源価格高騰は資源国の成長率を短期的に押し上げる。
しかし長期的には成長率をあるべき水準より低くしてしまう
通貨高により他の製品の輸出が滞るオランダ病や
収入が適切に使われないガバナンスの悪さのせいだ

決定の問題

天然資源をどう探すか?
最貧国では資源の試掘回数が少なく確認埋蔵量が他より少ない
「専門企業に地質調査を委託するやり方が望ましい。」

誰がその資源から価値を得るか?
政府であるべき
そのために贈収賄を防ぎ、企業と政府の情報の非対称性を解消することが必要

資源収入をどの程度消費・将来への貯蓄に振り分けるか?
消費に回す比率は他の政府収入より著しく低くする必要がある

収入をどのように投資すべきか?
公共投資の改善
→適切なプロジェクト選択を行う
民間投資の奨励
→銀行システムを介して民間にお金を流す
資本財の価格抑制
→貧困国ではインフラ整備に必要な資本の価格が国際価格より割高
それらの市場規模を大きくすることで価格を是正

自然と飢餓

食糧の需要ペースの拡大に生産性上昇のペースが追いついていない。
原因は、小農礼賛、遺伝子組み換え技術廃斥、バイオ燃料ブーム
これらの幻想をやめ、生産性を向上させなければならない

感想

書店で見ていらいずっと読みたかった本
まとめに載せていない部分を含めてとても示唆に富みます

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