キュレーションを理解するために必要な7つの言葉「キュレーションの時代」

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キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)

はじめに

20世紀までは、情報を得る手段といったらテレビかラジオか新聞か書籍でした。それが21世紀の今、インターネットの普及によって、膨大な量の情報にいつでもアクセスできてしまいます。
そう、情報の需給が完全に逆転してしまったんです。
欲しい情報がなかなか手に入らない時代から、情報がありすぎて何が自分に必要なのかわからない時代。
そんな時代を「キュレーション」という聞き慣れないキーワードで解き明かしていきます。

この本を読んでほしい人

・ソーシャルメディアに興味がある人
・情報に飲み込まれたくない人
・自分って一体何者?って考えたことがある人
・社会学や文化人類学を勉強したことがある人

そして、この本を読み終わったら、今までみたことないブログをRSSに登録してみたり、ちょっと気になる人をTwitterでフォローしてみてください。

キュレーションを理解するために必要な7つのことばの説明

「キュレーションの時代」には、魔法の呪文のような重要ワードが頻出します。そのなかでも、特に攻撃力が高そうなものを7つピックアップしました。
キュレーションの時代を理解するための重要ワードなので要チェックです。

1. エンゲージメント

お互いに情報を「ちゃんと」交換しあえる関係のこと。
例.いちいち文句をつけるけど、でも嫌いな訳じゃない。文句言われた側も、ちゃんと聞いて、ちゃんと行動する。この信頼関係を結ぶためには、企業もお客さんもお互いに「自分自身の言葉」でしゃべらないといけない。

2. セレンディピティ

偶然にすごく良い情報と巡り会うこと。
例.私の書いたまとめを読んでくれてること(すみませn調子乗りました)

3. タコツボ化

視点を固定しないとモノをしっかり見ることができないが、視点を固定してしまうと他の情報が入ってこなくなってしまう。
例.車を運転してるときは、運転席からの景色しか見えない。でも、運転席からの景色をしっかり見てないと事故を起こしちゃいます。

4. キュレーション

人と人とをつなげるための「情報」を生み出すこと。また、人と人とがつながったときに、何か新しい「情報」が見えること。そういった「情報」の生態系を理解すること。
例.「iPhoneおすすめアプリ」っていわれてもピンとこなかったけど、「24歳のMac初心者がiPhoneに入れてみた10のアプリ」って言われたら、ちょっとダウンロードしてみたくなった。
例.自分と同い年のひとが書いてるブログを読んで、こんなことしてる場合じゃないぞ俺、ってなってしまう。

5. コンテンツとコンテキスト

コンテンツ=情報。コンテキスト=背景。ちゃんと背景を描くことで、情報がより魅力的になる。
例.「私はサラリーマンです。」といわれてもピンとこないが、「最近転勤があって、家族を東京に残して南極で・・・」といわれると、同じサラリーマンのはずなのになんだか胸があつくなる。

6. セマンティックボーダー

私たちが理解している「意味」や「ものがたり」の輪郭のこと。もっというと、自分が今生きてる「世界」の境界線。
例.自分1人しか居ない世界なんてつまらない。自分以外の誰かがいて、その人は自分の思いどおりにはならないけれど、でもそのおかげで自分の生きてる世界が楽しくなる。

7. ホロニックループ

フィードバック(現状を振り返ってみること)とフィードフォワード(未来の自分と今の自分を比べること)で、自分を調整していくこと。
例.いろんなものと比べて、今の自分をちゃんと評価してあげましょう(例になってませんが。。)。

本のまとめ

ソーシャルメディアの中心にいるのは「人」であって、コンテンツではない。
「人」が中心にいるから、コンテキスト(物語の背景)を共有するチャンスがたくさんある。
コンテキストを共有することで、その人と共鳴・共感する。
共感することで、新しい世界が広がる。

この繰り返しで、自分の情報の縄張りを作っていく。

つまり、今までのコンテンツ(=「点」)からコンテキスト(=「面」)への革命、というお話です。

そんなことができる「場(=「ソーシャルメディア」)」こそが、これからの文化を担っていくのである。

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