ブルーオーシャン戦略の概要紹介

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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

ブルーオーシャンすなわち新しい市場空間を創造するための分析手法、戦略策定手法、そして戦略実行について述べられている。

本書の内容は、ブルーオーシャン戦略とレッドオーシャン戦略との対比で考えると分かりやすい。

戦略の概要

・ブルーオーシャン戦略:新しい市場空間を創るための戦略
・レッドオーシャン戦略:成熟市場を勝ち抜くための戦略

戦略の比較

競争のない市場空間を切り開く ⇔ 既存の市場空間で競争する
 

競争を無意味なものにする ⇔ 競合他社を打ち負かす
 

新しい需要を掘り起こす ⇔ 既存の需要を引き寄せる
 

価値を高めながらコストを押し下げる ⇔ 価値とコストのあいだにトレードオフの関係が生まれる
 

差別化と低コストをともに追求し、その目的のためにすべての企業活動を推進する ⇔ 差別化、低コスト、どちらかの戦略を選んで、企業活動全てをそれに合わせる

分析のためのツールとフレームワーク

「戦略キャンバス」‐既存の市場空間の現状把握
「4つのアクション」‐取り除く、減らす、付け加える、増やす
「アクションマトリクス」‐4つのアクションに対する具体的行動       
‐業界がこれまで拠り所としてきた要素のうち、いかに多くを取り除けるか。

市場の境界を引き直す

→市場の境界を引き直す方法(=「6つのパス」)が存在する。
 これはすべての業界に応用できる。

組織面のハードルを乗り越える

従来の「常識」vsティッピング・ポイント・リーダーシップ

ティッピング・ポイント・リーダーシップ
:大勢を動かすために、まずはきわめて大きな影響力も持つ人や活動に働きかける。それによって、低コストで速やかに戦略転換を実現する。

感想

本書で述べられている分析手法等を用いて、戦略キャンバスを描いていくことは重要であろう。それ以上に、戦略に沿って組織運営をしていくことのもかなりの困難が伴うであろう。そういった、戦略の実行フェーズにおける組織論にも多くのページを割いていることが、本書の興味深い点である。

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