「自分の時間」を再発見する考え方

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自分の時間 (知的生きかた文庫)

この本を再読したあるとき、翻訳者が自分の考えだと思っていたことは、実はベネットの考えに基づいていたことに気づいたそうだ。彼はこの本を「私の”精神的血肉をつくってくれた貴重な本」と表現している。

「自分の時間」再発見

・早起きが睡眠不足を招くとは私には思われない。睡眠というのはある程度は習慣の問題である。たいていの人は、・他に楽しみ方を知らないので、出来るだけ長く眠っているのだと私は思っている。
・朝の1時間は夜の2時間に匹敵する
・次のように自分に言いつづけない者、言ったことのない者があろうか、「もう少し時間が出来たら、あれを変えてみよう」と。もっと時間が出来るわけなどないのだ。われわれには今あるだけの時間しかなく、それはいつだって変わらないのだ。

自分の精神・肉体を養うための「内なる1日」

・「知的能力」は疲れることをしならない
・頭の中で、1日の中にもう1つ別の1日を設けるようにしなければならない。→「内なる1日」
・「内なる1日」は夕方6時に始まって翌朝の10時に終わるのだ。16時間の1日。
・この16時間に全精力をつぎ込んでしまっても、能率は落ちない。むしろ確実に能率は上がる。
・大多数の人たちが知らなければならない重要なことのひとつは、知的な能力はたえざる激しい労働にも耐え得るということである。必要とするのは、対象の変化だけである。・・・休息ではない。

情熱と活気に満ちた一週間をつくる秘訣

・毎朝の30分が自分の中に奇跡を起こす
・例えば、毎朝毎晩十分間だけ体操しているとしよう。そのおかげでその日1日の体調がすこぶるよく、ますます丈夫になり、やがて体つきそのものまで見違えるほど頑健になったとしても、あなたは少しも驚くまい。

思考を集中するひとときをもつ

・よく集中力が足りないと嘆く人がいるが、その気にならなければそれは身につけられるのだということを知らないのだ。
・自分は集中してものを考えられないのだといってあきらめてしまうのは、怠惰なのだ。
・この集中力を高める練習は通りを歩きながらでもできる。電車の片隅に腰掛け、パイプをふかしながらでもできるし、地下鉄のつり革につかまりながらでもできる。

「内省的な気分」を大切にする

・集中してものを考える訓練(これにはすくなくとも毎日30分は割かなければならない)は、単なる準備段階であって、ピアノでいえば音階練習のようなものである。
・いくら本を読んでも、やはり自分をしっかり見つめることは必要である(自分を見つめるというのは、はなはだ狼狽させられる作業ではあるが)。

読書好きなあなたへ・・・人生に大きな「利息」を生むアドバイス

・想像力豊かな詩を読むときには、小説を読む場合よりもはるかに頭を使うことを要求される。おそらく、あらゆる文学の中で一番意識的に頭を使わなければならないだろう。
・詩は最も崇高な喜びを与えてくれると同時に、最も深い知識を授けてくれる。要するに、志にまさるものはないということだ。ところが、残念なことに、大多数の人は詩を読まない。

感想

訳者がいっているように、何度も読んで自分の精神的血肉にしようと思いました。
これから何かを始めようとする人にとっては励ましになる良本。

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