見城徹、藤田晋の至極の名言「憂鬱でなければ、仕事じゃない」

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憂鬱でなければ、仕事じゃない

はじめに

幻冬社の見城徹さんといえば、数々のベストセラーを手掛けてきた大物編集者。角川書店の役員から一転、独立後も五木寛之『大河の一滴』、石原慎太郎『弟』、郷ひろみ『ダディ』といった大物のミリオンセラーを作ってきた人物。本書はそんな見城さんが仕事論に関して発した『35の言葉』に対して、親交の深いサイバーエージェントの藤田晋さんと共に解釈が加えられています。

日々を奮闘している社会人にはぜひ読んでほしい。至極の言葉が満載です。

本書は、「第一章 人としての基本」「第二章 自分を鍛える」「第三章 人心を掴む」「第四章 人を動かす」「第五章 勝ちに行く」「第六章 成功への動機付け」の六章で構成されており、その中から、心に響いた5つの言葉と解説をピックアップしました。

努力は自分、評価は他人

(見城徹)
二十代の頃、僕はずっと憧れていた石原慎太郎さんと、仕事をしたかった。
すでに石原さんは、大作家だったし、勢いのある政治家だった。
生半可なことでは、仕事をしてくれないだろうと思い、僕は、学生時代、繰り返し読んだ『太陽の季節』と『処刑の部屋』の全文を暗記し、初対面の時、石原さんの前で暗唱した。
石原さんは、「わかった、もういい。お前とは仕事をするよ」と言って苦笑した

圧倒的な努力はいつか必ず実を結ぶ。

しかし、努力するのは自分であり、結果として評価するのは他人なのだ。

切らして渡せなかった名刺は速達で送れ

(見城徹)
名刺一枚ということで、馬鹿にしてはいけない。名刺交換は初対面同士の最初の儀式。
どんなに腰を低く渡してもそこに心が入ってなければすぐ見破られる。

たまに、名刺をきらしてしまうことがある。そういうときはおわびの手紙を添えて速達で送るようにしている。

初対面だからこそ礼儀は重要なのだ。

頼みごと百対一の法則

(見城徹)
受ける「お願い」は、こちらが苦しいものでないと、意味がない。
難しいことを実現してこそ、頼まれた僕の存在意義が生まれるからだ。
結果として、相手に貸しを作ることになる。

その貸しが、百になった時、僕はその人にようやく一つお願いをする。

今まで手がけたベストセラーは、このようにして生まれた。

これほどの努力を人は運という

(藤田晋)
ビジネスにおいて何百社に一社くらいは運よくヒットを出すところもある。
しかし、まぐれは一回限りのもの、ビジネスは持続できません。
結果は目に見えるけど、努力は見えないもの。

他人が運がいいと思ったら、まずは自分の想像もつかないような努力をしている可能性について、考えてみるべきではないでしょうか。

天使のようにしたたかに、悪魔のように繊細に

(見城徹)
何かをしてもらうと人は相手に対して恩義を感じる。恩義は負債に似ていて、返すまできえない。
僕はあるミュージシャンと大変深い仲になったが、あえて十年以上何の仕事の依頼もしなかった。
あるとき、その人僕に人生一度きりの重大な悩みを打ち明けてきた。

僕は親身に相談にのり、最後にそのことを書くべきだといった。
郷ひろみの『ダディ』はこうして生まれた。

(藤田晋)
二〇一〇年、決算賞与を社員一人あたり平均百万円ずつ配りました。告知せず、いきなり決算時に配ったのです。
みんな、すごく喜んでくれました。
もし、これを事前に言うとそれを当てにし、当然の権利ということなって有り難みがなくなってしまいます。

僕の狙いは決算賞与を出すことで、社員の仕事に向ける最後の粘りを引き出すことでした。
経営者は単なる感情だけに流されては務まらないのです。

おわりに

他の至言ももっと紹介したいほどのモノばかりです。

特に、今までの自分の人との関係の仕方を考え直させるものが多く、
忘れないように目の見える場所に書き留めました。

読書時間、30分。

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