アマゾンにおける電子書籍の自費出版がわかる本「私にはもう出版社はいらない」の書評

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私にはもう出版社はいらない~キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法~

アマゾン(Amazon)における電子書籍の自費出版(セルフパブリッシング)手法、SEO手法、販売手法について詳しく知りたい人向け。

第1章 アマゾンでセルフパブリッシング事始

アマゾンで自費出版を行う場合には、アマゾン・アドバンテージのような出版社向けサービスやアマゾン・マーケットプレイスではなく、POD(Print On Demand)サービスを活用したほうが良い理由について解説されている。
PODサービスについては、①フルサービス型、②セルフサービス型(ルル、クリエイトスペース等)、③出版社としてライトニング社と直契約などのパターンが説明されており、とくに利益面ではライトニング社との直契約が有利である旨の説明がある。

第2章 アマゾンで売れる本を作るには

ジャンルの選定、ページ数の目安、推奨フォントなどコンテンツ面での工夫のほか、アマゾンの仕様に沿って検索を最適化するための手法について、事細かな説明がある。
電子書籍(POD)では副題・表紙画像・コンテンツを比較的簡単に変更できるという特性を最大限に利用した最適化手法であり参考になる。
・副題を複数使い分ける:書籍印刷用のショートバージョン(固定)と、拡販用のロングバージョン(しばしば変更)
・表紙画像を複数使い分ける:サムネイル用と書籍印刷用(どちらもしばしば変更)
・セールス・ランク・エクスプレス(著者のツール)やキーワードツールの活用

第4章 アマゾンでのマーケティング

オーサー・ページ、カタログ情報、書籍詳細情報などの情報項目や、汎用タグ、検索用タグをどのように入力すると有利か、事細かな説明がある。
アマゾンに登録された情報誤りの修正依頼の仕方や、妨害的なレビューの削除依頼の仕方などの説明はやった人しかわからないことであり参考になる。
またアマゾンが用意している著者・出版社向けプログラムの中で、役に立たないものがどれか説明があり、参考になった。

第5章 アマゾンをモニターするには

「おすすめ」「よく一緒に購入されている商品」「この商品を見た後に買っているのは?」「レビュー」などを活用して、自分の書籍の評判を分析するための手法について、事細かな説明がある。

感想

原題「AIMING AT AMAZON」(邦題は謎)のとおり、米Amazonで電子書籍を自費出版し、売り上げを拡大するために著者が駆使しているあらゆる手法を詳しく説明している。
米Amazon以外の電子出版にも(読み替えは必要だが)応用できる手法と思われ、参考になった。

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