情報リテラシーとしての会計

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経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ (光文社新書)

問題の全体像を把握することができる”唯一”のツールであり、リーダーの資質としても必要な会計。会計を通して経営を、経営を通じて会計をぼやーっと理解することが大事と解く。

情報リテラシーとしての会計

・リーダーに必要なのは情報リテラシー。
 1状況を読む力。ピント来る力
 2問題解決能力
 3発信能力。

・情報リテラシーには経営の3言語を操る力が必要
(自然言語、機械言語、会計言語)

・「自分の会社を説明せよ」と言われたらどう説明するか?
会計は企業をトータルにとらえ、問題の全体像を把握することができる唯一のツール

・財務諸表は過去の経営活動の写像であり、経営計画を通じて将来構想も写像化することができる

・会計リテラシーとは財務諸表を見て、その裏にあるリアルな経営をイメージできる能力。
そのためにはリアルな財務諸表を見ること。
(登山家にとっての地図、鉄道マニアにとっての時刻表)

ストックとフロー

・BSはストックのリスト、PLはフロー活動
企業はストック資源の質量を増やし続ける拡大再生産を行なっている
・アバウトに財務諸表を読むには「金額比例縮尺」で重要性の高い項目を視覚的に。

財務リストラ

・事業の再構築。環境にそぐわなくなった事業を閉鎖・売却する一方で、買収も併用して事業ポートフォリオを組み替えること
・リストラの手順
 財務リストラ<資金ポジションの改善>
 →営業・生産リストラ<売れる仕組みの改革、生産改革>
 →研究開発リストラ<売れる製品の開発、技術基盤創りへの変革>
・財務リストラ
 →本業でてていくお金の終始を改善(営業CF)
 →固定資産や投資有価証券を売却(投資CF)
 →短期の借金を返しながら、長期資金や増資に切り替える(財務CF)

感想

「財務諸表は過去の経営活動の写像であり、経営計画を通じて将来構想も写像化することができる。会計を通じて経営の実像を理解しよう」ということを理解してもらうための実例や練習問題がそこそこ用意されている。如何せん練習問題も実例も初心者向けで浅いため、自分にはニーズにマッチしなかったものの、実例とともに会計から経営をざっくりつかむというコンセプト的にはとてもいいと思うし会計のことを知らなくてもすんなり読める点で良書。

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