『1984年』と『1Q84年』、交差する二つの世界と二つの月

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1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)

【青豆】
ある日、彼女は『仕事』のため乗ったタクシーで、ひどい渋滞にあう。やむを得ず非常階段から首都高を降りることを決断した青豆に運転手がある助言を与える、

「そういうことをしますと、そのあとの日常の風景が、なんていうか、いつもとはちっとばかし違って見えてくるかもしれない。でも見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつきりです。」

その後、周りの世界が彼女のいたはずの『1984年』とは少しづつ違っていることに気づく。混乱する彼女の目に飛び込んできたのは、夜空に浮かぶ二つの月だった。

【天吾】
天吾は塾講師をしながら小説家への道を志していた。ある時、知り合いの編集者から「ふかえり」という少女が書いた小説を代筆して新人賞に応募しないか、と持ちかけられる。気乗りしない天吾だったが、その「空気さなぎ」という小説に徐々にのめり込んでいく。その作品には「リトル・ピープルなるもの」、「空気さなぎ」、「マザとドウタ」、そして「二つの月」が描かれていた。

なぜ世界は変化してしまったのか?
なぜ自分たちはこの世界に来てしまったのか?
どうすれば戻れるのか?

二人の視点を中心に物語は進んでいく。

感想

私の読解力が全くなかった というのでなければ、非常に解釈を読み手に委ねる作品だと思いました。うやむやで説明不足な分、読者が補完する余地が多くあると思います。好き嫌いは別れる作品かもしれません。

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