自分の頭で考えることはけっして簡単なことではない。知的複眼思考法とはなにか

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知的複眼思考法

自分の頭で考えることはけっして簡単なことではない。自分なりに考えているつもりでも、1つのことにとらわれすぎて、なかなかそこから抜け出せないこともある。本書はこういった問題を解決する。

序章 知的複眼思考法とはなにか

・単眼思考に陥っている場面

1. 他の人の意見に対し、「そんなものかなあ」と思って、自分で十分に納得しているわけではないけれど、「まあいいか」とやり過ごしてしまった。

2. 本当は、ちょっと引っかかるところもあるのだけれど、「そういわれれば、そうかなあ」と、人の意見を消極的に受け入れた。

3. 「あなたの意見はどうですか」と聞かれた時、少しはいいたいことがあるのに、はっきりと自分の考えがまとめられずに、結局は「特にありません」と答えてしまった。

・本書の目的

1. 人の意見を簡単に受け入れてしまわずに、批判的に捉え直すには、どうしたらよいのか。

2. 自分なりの考えを、きちんと自分の言葉で表現できるようになるためには、どんな工夫がいるのか。

3. 論理的に筋道の通った考えを展開するためには、何が必要なのか。

4. どうすれば「常識」にとらわれない「自分の頭で考える力」を身につけられるのか。

・「情報化の時代だから、、、」「日本は集団主義の社会だから、、、」「国際化が進む現在の日本では、、、」など、私たちの身の回りには、紋切り型の決まり文句があふれている。紋切り型の決まり文句になんとなく納得してしまったら、その先を考えるのをやめてしまう。
・自分なりの考えを放棄してしまうと、そこで見落とされたことがらには目が届かないままに終わる。
・自分なりのとらえ直しをしないまま、「他の人と同じ」発想を続けていると、自分にとって本当は何が重要なのかが見えなくなる。
・ある事態を自分自身との関わりのなかで捉え直す複数の視点を持つこと。
・自分で考える力のなさを知識不足や勉強不足のせいだと見てしまうケースは、案外多い。それは、唯一の正解という一つの視点からものごとを捉えようとするからだ。そうした正解を求める態度は、複眼思考とは対極にある考え方。

第1章 創造的読書で思考力を鍛える

・本でなければ得られないもの:知識の獲得の過程を通じて、じっくり考える機会を得ること。つまり、考える力を養うための情報や知識との格闘の時間を与えてくれるということ。
・本は他のメディアに比べて、時間のかけ方が自由である。
・漫然と著者のいうままに、その通りに文章をなぞるように読むのではない。「他の文章になる可能性のあったもの」として目の前の活字を追っていく。つまり、「私だっったらこう書いたかもしれない」とか、「どうして著者はここで、こんなことを書いているのか」を考えながら、文章を読んでいく。

続き(まとめきれなかったので…)

http://book-review.hatenablog.com/entry/2012/05/29/061624

感想

ビジネスシーンで話をする(=時間を使う)なら、相手に新しい何かを持って帰ってもらわないと価値がない。相手に与えられる価値ってなんだろう。相手が持つ視点と違った視点から、ものごとを捉えて、それをアウトプットすることだ。自分の知識や経験を相手に与えることはもちろん、一緒にみているものごとを見えたまま短絡的に捉えるのではなくて、多面的に捉えて、相手が気がつかない、ものごとの裏面まで考えてアウトプットする人になりたいと思い、本書を手にとった。

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