独裁者は演説を武器にする! 橋下徹から学ぶ最強スピーチ術!

5241viewshisahisahisahisa

このエントリーをはてなブックマークに追加
独裁者の最強スピーチ術 (星海社新書)

ストーリーの黄金律

①何かが欠落した、もしくは欠落させられた主人公が、
②なんとしてもやりとげようとする遠く険しい目標・ゴールをめざして
③数多くの障害・葛藤・敵対するものに立ち向かっていく。

人間は、すべてが完壁に満たされているような主人公にはなかなか感情移入できない。何かが欠落していたり欠落させられたりした状態の主人公が頑張るから、応援しようと思う

目標やゴールが遠く険しいほど、それをめざす主人公が魅力的に見える。

どんなに目標やゴールが遠く険しそうに見えても、主人公がそれを簡単にクリアしてしまえば「なんだ」という感想を抱いてしまう。

橋下徹のスピーチ術

①抽象的な概念でなく、具体性のある政策を表現するフレーズに。
②パッと聞いて(読んで)、達成した時の情景が思い浮かぶフレーズに。
③何かしらワクワクするような正のベクトルを持つビジョンが入っている。

国や都市が再生していくストーリーと、演説者やその党が這い上がってきた2つのストーリーが交錯して、聴衆の中で滞然一体となるのだ。橋下は欠落した大阪が復活していくストーリーと、大阪維新の会がとるに足らない政党から府と市で第一党になったというストーリーを巧みに交錯させた。

地盤沈下した大阪という欠落した主人公が、世界で5本の指にはいるような大都市に復活するという違い目標にむかって、いろいろな障害や困難を乗り越えていく。そんな主人公を救い出す白馬の騎士の役割が、橋本であり大阪維新の会である。というストーリー

亡き実父が暴力団員だったという問題。普通の候補であれば、たとえその話題を取り上げたとしても「ご迷惑をかけています」と謝罪してしまいそうな場面だが、橋下はそんなネガティブな問題さえも、逆手にとり長所にしてしまう。

聴き手を物館に巻き込む「問いかけ」をなげかける橋下は、自らが主人公になっている物語に「みんなも一緒に主人公として参加しないか?」という問いかけも忘れない。

演説全体が「欠落した主人公の橋下徹が、遠く険しい目標に向かって、数多くの敵や障害を乗り越えていく」という黄金律にかなうストーリーになることが人の心が動かされる要素になっている。

橋下が演説やスピーチなどでよく使ったのは「主人公を大阪に据える」

けなしては持ち上げることで感情を揺さぶる

二者択一テクニック:衰退する大阪か? 新しい体制か?

橋下徹流人をとりこむスピーチ術10力条

①一人称を「僕」にし、無駄な敬語は省く
②みなさーんと何度も呼びかけ連帯感をつくる
③3つ並べる
④サウンドバイトで心にかみつく
⑤似た構文をリフレインしていく
⑥偽悪的に振る舞う
⑦聴衆によって言葉づかいや内容を変える
⑧実施する政策が歴史的大事業だと思わせる
⑨聴衆を自分たち側に巻き込んでいく
⑩一度チャンスを与えてくださいとお願いする

その土地の地名を前に出して「OOのみなさん」という言い方もよくする。

感想

単なるスピーチ術の本だけではなく、ヒトラーや橋下徹さんのスピーチの具体例をもとに解説していてすごくわかりやすかった。歴史の勉強にもなるので読み物としても楽しかった!

人の心を操るコツとは?スピーチや講演を上手に話したい人におすすめです!

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く