「般若心経」に何が書かれているか?悩むことなく生きるには、「3つの智慧」を実践するコツも

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知識ゼロからの般若心経入門

「般若心経」に何が書かれているか、とてもわかりやすく解説した一冊「知識ゼロからの般若心経入門」。

お経とは

死者を慰める文句ではなく、どうやって生きたらいいかという
お釈迦様のアドバイスが書かれている

般若心経とは

・「智慧」(ちえ)の教え
・「智慧」が身につくと、この世界が「空(くう)」だとわかる
・「空」の世界がわかると、苦しいことが全てなくなる
・ようするに、お経がわかるととてもハッピーになれる

「空」(くう)とは

・こだわりなく物を見ること
・心のレッテルをはずすと「空」の世界が見えてくる
・損得なしで生きると物が正しく見えてくる

「空」の3通りの表現法
 →存在論的に説けば「デタラメ」
 →認識論的  〃 「あきらめ」
 →実践論的  〃 「いい加減」

悩むことなく生きるには、「3つの智慧」を実践する

1、損をする智慧
2、問題を解決しない智慧
3、世のなかをよくしようとしない智慧

これら3つの智慧を実践していくと、いかに世間の常識にとらわれ
レッテルを貼って物を見ているかがわかるようになる。

常識にとらわれず「デタラメ、あきらめ、いい加減」に。
「デタラメ」で選び、「あきらめ」で見方をかえる。
あせらず、楽しく「いい加減」に目標に向かう。

自分のものさしを捨てて、ほとけのものさしで生きられれば
「空」がわかるようになる。

1、損をする智慧

・得したいと考えていると、心がざわつき、不満がつのる
・がんばらなくていい。損したほうがのんびりおだやかになる

・損をするためには、まず、自分の物を渡す(布施)
・かわいそうではなく、「ありがとう」と思って譲る
・感謝の言葉や見返りを期待して物をあげるのは、「布施」にはならない
・「自分の欲望」を満たそうとしているだけだから
・うれしさをともなってはじめて「布施」になる

・「座っていただいてありがとう」と思って、電車で席を譲る
・譲らなくても「譲りたい」気持ちがあればいい
・嫌々譲るよりは「今日はすみません」と思って譲らない方がいい
・迷うなら何も考えずにその場を去る

・損をする気持ちがあればモラルやルールを守れる
・ゴキブリにも価値がある、が、我慢はほどほどに

2、問題を解決しない智慧

・不登校、出社拒否…。問題は解決せずに置いておく。
・こう着状態に陥った問題は、解決しないことで自ずと次のステップへと進んでいく

・悩みは無理に捨てよう(解決しよう)とすると、次から次へとわいてくる。
 あきらめると本質が見えてくる。

・先がわからないのは誰も同じ。自力でどうにかなるものでもない。
 そういうときは他力。不安を丸ごとほとけさまに預ければよい

・人間にとって仕事とは、会社に勤めることや学校に行くことではない。
 元気なときは元気のまま、病気のときは病気のまま、そのまんまを楽しむこと。
 死ぬことだって立派な仕事。

3、世のなかをよくしようとしない智慧

・誰かにとってよい世の中は誰かにとって悪い世の中
・いじめを解決しようとせず、いじめられっ子の味方をする
・所有権を捨て、ほとけさまに供えてからわける

感想

イラストが多く、簡単な言葉で書かれているので、とても読みやすかったです。

「問題は解決しない」「頑張らない」「損をする」など、一般的なビジネス本や自己啓発の本とは、全く逆のことが書かれていて、面白かったです。

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