日本のトップの大学に入る人の思考法を身につけるヒント

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東大生・医者・弁護士になれる人の思考法 (ちくまプリマー新書)

今からでも遅くない、その差をうめたい人と思う人への指南書

(1)壁を乗り越えていくタイプの共通重要事項

 ・打たれ強い精神的なタフや粘り強さ
 ・自己管理能力
 ・困難に直面した際に、素直に他者の言葉に耳を傾け、軌道修正できる
  =素直に人の意見を聞き、「心に開かれた窓」を持つ者

(2)研究とは

 ・他の人々がわからなかったことをわかるようにすること
 ・学問を通じ、自分がわからないことをわかるようにすること

(3)研究のための二つの鉄則

 1よい研究とは何か
  ①分かったことへの周囲の影響が大きいこと
  ②分かった事柄が意外であり、かつおもしろいこと
  ③研究とその解明の手法に、独自生があること

 2研究を広く伝える技術
  ①論文中に明確な問題設定が存在すること
  ②論文中に完結した結論が示されていること
  ③論文中に視覚的にイメージできる分析の座標があること
  ④多面的な考察から得られた説得的な論理があること
  ⑤瑣末な論点を回避すること
  ⑥思考の明晰さを示す簡潔な叙述で構成されていること

 3博士論文とは
  ①一つの普遍的原理を提示するもの
  ②さらにその先に発展性のある原理であること

(4)国家試験に合格するために

  ・昔から行われてきた勉強法、テキストを使って、
   先輩の助言どおりに、普通に勉強すること。

(5)難関を突破する者の共通点

  ①長期目標
   ・本質的になぜ勉強する必要があるのか、その意味を熟知していること
  ②打たれ強さ、精神的タフさ、失敗から立ち直る
  ③己を知り、己をコントロールする
   ・自己を分析、理解する。
   ・どういう学習と時間管理が最も適しているのか
   ・長期間にわたる戦略的取り組み
  ④睡眠と覚醒の自己コントロール
   ・決まった時間にきちんと起きる
   ・規則正しい生活+毎日行う
  ⑤自分を鼓舞するもの、リラックスするものがある
   ・作者のおすすめ
   ・パスカル「パンセ」
   ・ジンメル「社会学の根本問題」
   ・司馬「坂の上の雲」「燃えよ剣」
   ・中島敦「名人伝」

(6)難関大学突破のために

  ①科学的入試分析
  ②大学専任教育の専門分野を分析し、予想をたてること
  ③合格しやすい選択科目を見極める。
  ④出題周期表を作成し、将来の出題を推理する。

感想

なんだかんだ言われても、やはり日本のトップの大学に入ること、医者になること、弁護士になることは、すごいことだと思う。決して誰もがなれるわけでなく、強い自制心を働かせて、コツコツと努力を積み重ねてきた結果だからではないだろうか。過去を取り戻すことはできないが、今からその差を埋めていくことは可能である。そういった視点に立ち、自分を客観的に見つめなおす、そんなきっかけになる書だと思う。

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