いつも見ているけど意外と知らないヤフートピックスのこと

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ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書)

ヤフートピックスは、単にニュースをピックアップするだけのサービスではありません。世の中の関心が高そうな記事を選び、そのニュースに関係するリンクをつけ、コンパクトな見出しを付けヤフー・ジャパンのトップに掲載しているのです。

ヤフートピックスとは

どの編集者も取材に行くことはありません。異なる報道機関から配信されてきた記事の一本一本に日を通して適切に価値判断をし、理解を助けるホームページを探し、誤解のない見出しを付け、最適なタイミングで掲載するという、ちょっと変わった編集部。

トピックスの編集者は「読者の知りたい」を先回りして調べるのが仕事。

商品を売る場合には、商品の持っているコンセプトを巧みに言い表したり、お客様の消費意欲を刺激したりして購買につなげるのが目的。そうすると、商品の魅力を伝える表現に加えて「いよいよ発売!」「ついに発表!」といった期待をあおる表現や、「幻の逸品!」「極上の絶景!」といったような飾り言葉と同時にビックリマークを付けるような表現が自然と湧いて出てきます。キャッチコピーのなかには、こんな誰にでも思いつくような表現だけではなくて、「でっかいどお。北海道」「君のひとみは10000ボルト」など歴史に残る名作が多々ありますが、トピックスが求めるものではありません。トピックスが扱っているコンテンツは事実を伝えるニュースです。ニュースにおいては、読者の期待を刺激したり、感情をあおったりする行為は、慎まなければなりません。さらに「いよいよ」「ついに」といった飾り言葉は、あくまで言葉を飾るものですから、13文字という限られた文字数では、無駄になりやすい。

新聞社には、整理部と呼ばれる部署があります. 新聞紙面のレイアウトを一手に引き受ける役割を担っているのですが、レイアウトとニュース価値は密接に関係しています。

トピックス編集部では、ロボット編集部の力を借りながら、記事やトピックスのアクセスランキングといった定量的な価値を参考にしつつ、人間編集者としてのセンスを最も大事にしています。

編集部内では「トピックスを宣伝のために使ってはならない」という大前提を徹底。実際、宣伝に使ってやろうと考える編集者は一人もいませんので、むしろ「宣伝に利用されることがあるだろうから十分に注意すること」という徹底の仕方をしていると言った方が正確。
ヤフー・ジャパンのサービスに閲するプロモーションも例外ではありません。社内のいろんな方面から「トピックスで取り上げてほしい」と言われても、「トピックスの周りにいろんな告知スペースがあるので、そこでやってください」とお断りします。自社であるか他社であるかを問わず、ニュースとプロモーションを一緒にして考えることはニュースサービスそのものの信用と価値を失うことにつながりかねないから。

小見出しの付いたリンクが何本か並んでいます。13文字の見出しでは補えなかった情報も、クリックさえすれば、新聞やテレビとは違う、整理されたより詳しい内容にたどり着ける。

感想

ヤフートピックスの秘密がわかります。

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