経済危機とは、企業と産業、国家の壮大な選別過程であり、ストレステストであった。

1995viewseringieringi

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経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか

○1970年代(全てはここから)
・ヒトとモノが変わらず、カネと情報が変わった
・変動相場制
・石油ショックにより日本が躍進(日本的経営と通貨の増価による)。米英が後退。
・70年代の社会主義国家は集権化の時代

○1980年代(思想と体制の大転換)
・米英でレーガノミクスとサッチャリズム(TINA:市場を代替するものは無い)、世界を変える
・ソ連ではゴルバチョフが改革推進
・ソ連崩壊、ドイツ再統一
・社会主義は歴史遺産を破壊する
・中国は既に社会主義ではなくなっていたため、崩壊を免れる

○1990年代(ITと金融の時代、米英が繁栄謳歌)
・IT革命と金融ビッグバン、金融技術の発達が世界を変える(ただし、日本とドイツを除いて)
・ITは米型分権社会に適合したシステム。米英はものづくりから情報・金融産業へシフト
・日本は脱工業化に失敗

○2000年代(バブルの発生と崩壊)
・空前のバブルとその崩壊。リーマンショックへ。
・新興国は世界の工場から市場へ。

○終わりに
・日本は古いものの生き残りを支援してはならない。
・教育投資こそ最重要。

感想

どのようにして経済危機が起こったのか、時系列・国別に書いてあり大変分かりやすい。
社会保障を切り捨てたサッチャーは今、認知症となり社会保障の庇護の下にある。皮肉だな。

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