100年先を読む!開発から回復へ

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100年先を読む―永続への転換戦略

はじめに

拡大志向、物質・金銭至上主義……。
これまで世界を先導してきた価値観が、限界に達した現代社会。
人類は、永続へ向け転換する時期に差し掛かっている説く著者が送る、
地球と人類が永続するための指針。

第一章開発から回復へ

地球の誕生から現在までを一年に圧縮すると、すべての人類は12月31日に誕生する。
その人類が、たった一日で地球を食い尽くそうとしている。
このままいけば、大半の鉱物やエネルギー資源は100年以内に枯渇し、
森林は500年で消滅する。近い将来、真水も入手できなくなる可能性が高い。
一刻も早く大量生産・大量廃棄からの脱却が求められる。
その方法として、
①需要が発生してから生産する仕組みの導入
②地産地消
が考えられる。
期待される未来から現在の行動を考える
「バックキャスティング」という思想が求められる。

第二章拡大から縮小へ

有限の地球において、これ以上の拡大は限界に来ている。
縮小こそ永続に向けて必要な概念であるが、
それは日本に根付いている。
その例が
・風呂敷(過剰な包装を必要としない上、生地がしっかりしている)
・「もったいない」という言葉(自然への感謝や倹約の精神が一言に表されているこんな言葉は、他のどの国にも存在しない)
・老舗企業の多さ(創業200年以上の企業が、日本には全世界の56%。「顧客本位」「切磋琢磨」「不易流行」をモットーとする日本人のアイデンティティは永続へのヒントである)

第三章画一から多様へ

情報化社会がもたらした作業の効率化、
価値の画一化は今日の人類の繁栄に大きく寄与したと言われるが、
同時にものの優劣を決め、社会的弱者を排除してきた。
言語や地名など、各民族が古来より受け継いできたアイデンティティも消滅させた。
素材の地産地消・伝統の堅持により民族の独自性を維持し続けるアイルランドに学ぶところは多い。

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