記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?酔っ払いの脳科学

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記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?

概要

花見の季節には知っておきたい! 身近な酔っ払いに学ぶ脳科学

酔っ払うメカニズム

■なぜ人は酔っ払うのか?
 ・酔う=アルコールが血中に溶けて脳に入った状態

■アルコールの血中濃度が上がると起こる5つのステップ
①大脳新皮質(特に前頭前野)が麻痺し、リラックスした状態
 ・「いつもはできないことができる」と抑制が外れる
 ・言えないことが言えるようになる
②辺緑系(本能や感情を司る脳)が活発
 ・抑制が外れ、感情的になりやすい
 ・楽しい気分になったり、泣きなすくなる
③小脳までも麻痺
 ・運動失調状態(千鳥足)になっていく 
④海馬までも麻痺
 ・新しい記憶が作れない
⑤それでもまだ高まると、アルコール中毒になる
 ・最悪の場合、死に至る

なぜ酔うと記憶がなくなるのか

■海馬の機能が低下する
 ・記憶を司る機能である海馬が酔うと麻痺する
 ・短期記憶⇒長期記憶という手順が踏めなくなる
 ・新しい記憶(飲んで以降の記憶)が溜まらない
 ・長期記憶になっていないので、翌日には何があったかよく覚えていない

■酔うとなぜ会計を払った忘れてしまうのか?
 ・これも長期記憶になっていないから
 ・ちょっと前の出来事も記憶されないので支払ったことを思い出せない

酔っ払ってもなぜ家にたどり着けるのか?

■脳ナビが搭載されていた
 ・ナビゲーションニューロンという神経細胞がある
 ・通いなれた道ならば、視覚情報をもとに「次は右」と指令を出せる
 ・酔っ払っていても記憶はなくならない(新しい記憶は作れないが)
 ・道筋の記憶はしっかりしているので、光景を見て脳ナビがきちんと働く

■限定的な機能である脳ナビ
 ・自分の記憶を元に働くので、機能は限定的な脳ナビ
 ・もしも知らない道に入ったら、脳ナビは機能しない(記憶がないので働かない)
 ・引っ越ししたばかりだと、前の家にたどり着くかもしれない(道筋が定着していない)

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