仕訳などの細かい会計の仕組みは置いておいて財務諸表の基礎知識を習得する!

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「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本

仕訳などの細かい会計の仕組みは置いておいて、財務諸表の意味・見方を知ることで会計の理解へアプローチできる

<学びたいこと>

財務諸表の基礎知識を習得する

<まとめ>

●ROEが低いとどうなるか。株主からあずかっている資金に対するリターンが低いから、ROEが高い会社よりも株価が低迷する。
●ROEが低くて株価が低迷する会社は買収のターゲットになる。自己資本比率が高く財務的に安定しており、さらに安定したキャッシュフローを生んでいるなら、なおさら。
●子会社というのは、貸借対照表や損益計算書で、親子間の取引を相殺した上で、各勘定科目を全て合計する先のこと
●子会社以外のグループ企業、例えば「関連会社」については、各勘定科目の合計はしない。「持分法」が適用される場合には、その持分に応じた損益が、損益計算書の「営業外損益」に計上されるだけ。
●子会社であるか、関連会社であるかは企業決算に大きな影響を与える
●損益計算書は、企業のある期間の「損益」の状況を表したもの
●製造業で不振に陥った企業の場合には、損益計算書上は表面的には利益が出ていても、貸借対照表の棚卸資産を必ずチェックする。「不良資産」が溜まっている可能性がある。
●財務会計は、外部に対し定められた基準に基づいて開示することを目的とした会計
●税務会計は、税金を計算するための会計。税務会計上の利益(これを「課税所得」という)と財務会計上の利益は違う。これは、主に、財務会計上の費用と税務会計上の費用(損金)との差によるもの。
●管理会計は企業内部のパフォーマンス(業績、成績)を把握するための会計。管理会計のデータの多くは、財務会計のデータ。だから管理会計を理解するためには、財務会計の基本的な知識が必要。
●公認会計士は財務会計の専門家、税理士は税務会計の専門家
●減価償却費なども、投資資金は投資時に出ていくが、費用は投資した機械や設備の使用期間に応じて計上されるため、「お金の出ていかいない費用」となる。
●在庫が増加した分だけ支払いが必要だから、キャッシュフローが減少したと考える。
●財務キャッシュフローは財務活動でのキャッシュフロー(①借入、社債、増資などでの資金調達や資金償還、②配当や自社株買い入れなどの株主還元)
●減価償却費とは、設備投資など投資時に必要とする「資金」を、その使用期間に分けて「費用化」していくもの。
●売上高は、企業と社会との接点だと考える。企業が商品やサービスを提供した「対価」なのだ。社会でのプレゼンスそのものだといってもよい。
●利益は、①企業の延命、②未来投資、③従業員の福利向上、④株主還元、⑤社会還元(税)の手段である。利益は自社や社会を良くするためのコストなのだ。
●売上高が顧客の満足から生まれるものなら、利益は工夫から生まれる。

感想

財務部の支援を行うことになり、最低限の会計知識を得ようとこの本を手に取る。
財務諸表の作り方(簿記知識)の記述は一切ないのがポイント。
投資家や経営者が財務諸表のどこを見ているのか、どういうポイント、数値が重要なのかを理解できる。
「1秒!」とは言えないが、クイックに財務諸表を見ることができるようになった。
目的を踏まえて会計のあり方を語ることが出きるようになり、財務部支援活動の助けにもなっている。

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