日本人ならではの「気づかい」を学ぶ!

4626views本のソムリエ 本のソムリエ 

このエントリーをはてなブックマークに追加
ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣

まえがき

■政治家ご用達の料亭「橘家」に生まれ、三越、ディズニーで感動のサービスを学んだ上田さんの一冊。

 上田さんは指導者として活躍されただけあって、どのようにして部下にサービスを教え、育てるのか、という点が参考となりました。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

■料亭で学んだこと

・まず自分から動くんだよ。
 自分から動いて、できることはとにかく自分から
 進んでやってあげなさい。そうしたら本当に困った時に、
 その人たちが必ず助けてくれるよ・・・
 これらは、祖母がいつか私に教えてくれた言葉です(p41)

・「笑顔で接する」
 「約束を違えない」
 「人の時を盗まない」
 「名刺をもらったその日のうちにメールでお礼をしておく」
 「感情的にならない」

■人を育てる

・三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる

・ちょっと配慮が足りないなぁと思う人には、
 「この前どこどこに行った時、こんなことが
  あったんだけど、どう思う?」・・
 と聞いてみます(p55)

・自分も楽しむ。自分が楽しめなければ、絶対に続かない。

■人間関係のコツ

・好かれようとすれば誰からも好かれなくなる。

・師から型を学ぶ・・・守破離

・すべては自分に返ってくる。

■その他

・欧米流では、サービスの質は支払ったお金の額に比例。サービスとはお金で買うもの。

■著者紹介

上田 比呂志 (うえだ ひろし)

大正時代から伝わる料亭に生まれる。
株式会社三越 入社。全国の三越 約12,000名の中から11名が選ばれ、フロリダのウォルトディズニーワールドにてフェローシッププログラムに参加。 1年間、世界11カ国の人たちとディズニーユニバーシティに通いディズニーマネジメント(ディズニーウェイ)を学ぶ。
その後、グアム三越 ティファニーブティック支配人として1年半グアムに勤務を経た後、再びフロリダディズニーワールドエピコットセンターのジャパンパビリオンディレクター(取締役)として赴任。
ショップ、レストラン、カルチャーの三部門の統括責任者として経常利益の向上や約250名の部下(日本人、アメリカ人、ベトナム人)の人材育成に貢献する。

帰国後、2006年coach21にてコーチングを学び、(財)生涯学習開発財団 認定コーチを取得。
ディズニーウェイを取り入れたコーチングスタイルを確立し、現在、多くの講演・企業研修・パーソナルコーチングを中心に活躍中。

感想

■この本を通じて感じるのは、「さりげなさ」でしょうか。

 人を叱るのではなく、気づかせる。

 一日一回は声をかける。

 お客様の「ありがとう」を伝える。

 こうした当たり前のことをしっかり積み上げる。

 そうした上司の習慣を見て、部下は真似をするのでしょう。

 上田さん、良い本をありがとうございました。

【私の評価】★★★★☆(85点)

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く