著名インタビューアーが実体験を元に語る会話術

17479viewscyberbookcyberbook

このエントリーをはてなブックマークに追加
心を開かせる技術―AV女優から元赤軍派議長まで (幻冬舎新書)

人見知りで口下手こそが最大のコミュニケーション

■人見知りで口下手こそが最大のコミュニケーション
 ・女の子との会話に窮して新聞を読みだすような著者が切り込み取材の達人になった
 ・多くのトップセールスマンは口数が少なく控えめな性格
 ・L字型に座れば緊張感が消える

強面が心を開く瞬間

■なぜ過酷な取立てで有名なサラ金の杉山会長と信頼関係が出来たのか
 ・取材を断られても何度もアプローチすることで、より深い話しが聞ける
 ・世紀の悪人でも、自分の話を真剣に聞いてくれる人には心を開く
 ・たたき上げの人間はインテリ的アプローチに弱い

■戦後最大のゲリラ事件直前に中核派最高幹部にインタビューできた
 ・交渉ごとは、関係者じゃない素人のほうが、警戒されずにうまくいくことがある
 ・そのときはただ自分の希望で行なった会見が、事件後大きな意味をもった

悩める少女たちの素顔

■悩める少女たちの素顔
 ・AV女優の悩みの奥底には家庭問題がある
 ・AV女優は面倒を見すぎる
 ・AV女優は「笑い」がとれる肉体派と付き合うことが多い

■AV女優とどのように接すればよいか
 ・肉体的な傷は、その人の過去であり、あえて聞くべき
 ・マゾ的な女性ほど一度語りだすと、秘めた過去を話してくれる
 ・カラオケは自然にL字型に座り、インタビューには最適

究極のコミュニケーション”応酬話法”とは

■言葉のエネルギー
 ・過去を肯定した上で今の心の内側を口に出す
 ・成功した人物ほど独自の話法を持っている
 

■究極のコミュニケーション"応酬話法"
 ・営業においては、どんな断られ方に対しても、対応して商品を売るトーク
 ・村西とおる流応酬話法の6ポイント

■やくざの世界から有名AV監督にのし上がった佐々木監督の言葉を引き出す
 ・心を打つ言葉は、現場でぽろっと出てくる
 ・インタビューアーは存在を消し、対談者のペースに任せることで名言を得る

難攻不落の相手をどう口説くか

■難攻不落の相手をどう口説くか
 ・一番古い記憶を聞くと、真摯な態度になってくれる
 ・念な下調べをした上で話を聞くと、真剣さが伝わる
 ・財務省のトップキャリアには「官僚にならなかったら?」と聞くと人間性が出る
 ・学生運動の大物塩見孝也は風俗をテーマにすれば人間性が現れた
 ・超大物とすんなり会えたときは、ナンバー2へのフォローを

逆境のときほど、心を開きやすくなる

■インタビュー術
 ・怒りは長時間持続しないので、抗議に対してはとにかく話を聞く
 ・大社長の「いろいろ大変でした」には、どう大変だったか突っ込みをいれる
 ・対談メモには、その時の「色、匂い、空気」も記載する
 ・相手の特徴的な言葉は、思い出すときの手がかりにする

すべての人間はドラマティックな存在である

■さまざまな人の会話術
 ・愛田社長が言う売れるホストとは?
 ・サラリーマンの仕事以外の顔の面白さ
 ・緊張したときは相手が女性の股間に顔を埋めるのを想像
 ・他者への好奇心が心を開かせる

感想

この本は良くも悪くも筆者の実体験が中心になっています。

ですので、辞書のように、場面別によい会話の仕方を調べたりするのには適しません。
しかしながら、筆者の実体験に深く根ざして平易な言葉で書いてあるので、
有名なインタビューアーである筆者の会話術の根本に触れることが出来ます。

営業の仕事や、人とのコミュニケーションが重要な人にお勧めです。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く