幸福になれない日本人の特徴

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聡明なのに、なぜか幸福になれない日本人

◎日本人は日本に住み、そこにあるサービスを当たり前のように利用しているのに、日本のシステムが達成したサービスというこの貴重な美点を貴重と認識できていない。

日本人はもったいないことに日本のシステムの美点を知ることもなく、タダその同じ日本のシステムの苦いところばかりをなめると言う事態になっている。

◎初対面で必ず聞かれること。何よりも先に同じ質問が出る。これは、日本人の精神構造が均質化されていることの表れ。
あまりりにも均質な社会では、人々の批判する能力が低くなる。

◎イタリアの熱心なサポーターならば、自分のチームが負けたときには、耐え難い苦痛を覚える。胃の痛み、肝臓の痛み、頭痛。何時間、何日も続く。
日本ではそんなことにはならない。

相撲中継を中断してニュースを流しても、誰も文句を言わないことも、どうにも理解できない。

◎軽視できないのは、真剣な関係や、結婚を意識して誘惑に着手するイタリア人はいない。拒否され、捨てられ、面目と自信を失い、時には手ぶらで終わったことに猛烈な怒りを感じて前後の見境をなくす、という状態になるリスクも大。
けれども、誘惑を試みている本人の情熱は止められるものではない。だからこそ、イタリア男性は、外交的で堂々としていなければならない。というのも、その女性は家族ぐるみの友人という場合も多いので、ふられたあとも付き合いが続くからだ。

日本では、誘惑に挑む情熱は、ほぼ全く存在しない。あったとしても、制御可能なおとなしいもの、決まった量のもの、かつ一定時間後には消えてしまうものだ。
所定の時間をかけたのに、女性がはっきりしない場合、男性は「時間切れ」と感じ、それ以上口説くのは止めにして、別の話題に移ってしまう。
人との関係を深めていく上で、経済的、社会的にどういう影響があるか、という観点から評価をするのが日本の男女。

◎日本では、熱意を持っても、重たいシステムによってむしろ罰せられるので、人々は適応することを学ぶ。

◎日本という国は、航空母艦のようなもの。乗っている日本人に自覚はないが、実際は、兵士として空母に暮らしているも同然。
決まったリズムとスケジュールに従わなければいけない生活をしている。これでは、全員が軍人である。

全員が、同じことを同じようにしなければならない。けれども、人々は強制されているとは感じていない。
このようなシステムは、大災害の時には非常に優れた働きをする。
国を破壊する戦争、強い地震、津波などの災害、飢饉など、生命に重大な影響のある大きな出来事の際、人々の犠牲と忍耐が求められる状況では良い。

災害などのとき、日本のシステムは驚くべき力を発揮して、危機を乗り越え、すばやくその状態から回復する。

筆舌に尽くしがたい悲劇を乗り越える、その勇気と処理能力は、世界中の尊敬を集めている。深刻な状況に急いで対応するのに、日本のシステムほど頼りになるものはない。

しかし、危機ではない場合、つまり災害時でもなく、経済発展も成し遂げた時代には、このシステムは合わない。
戦後何十年も経ち、安全で豊かで平和なこの時代、日本のシステムは、上質の人生を謳歌したい人、真に多様性を持った人、リーダーシップの取れる人の創造性を損ねる働きをする。

・危機が迫ってはいるがまだ出現していないとき。
・危害を持たねばやっていけない困難なとき。
には、ハリネズミのように内にこもってしまう。

◎人々の基本的な生活条件が向上してくるにつれ、人々の考えは変わり、期待も大きくなる。
本来なら、システムはそのような欲求を理解しなければならない。
人が幸せについて考えられるかどうか、という大事なときに、人の幸せを邪魔するシステムなのだ。

◎「完璧でなければならない」ということがやたらと強調される日本では、若者は自分のことが尊敬できない。
システムは、若者の自尊心を奪い、子どもは不安になり優柔不断になる。
このような見方があるレベルに達すると、若者は孤独になりたがるか、他人との交流は「恥をかくはめになる危険なこと」と感じるようになる。

活発な交流は、人に貴重な財産をもたらすが、すべての日本人にとっては気の毒なことに、日本のシステムは、若者やそのほかの人から、貴重な財産を得るチャンスを奪う。

◎管理職が、まだ15年も先のことなのに、「定年退職したら楽しむぞ」と言うのは、今の瞬間を捉える必要を感じていないからだ。
このような人は退職後、妻の生活を邪魔するようになり、やがて煙たがられて離婚すら要求される。

◎日本で大事なことは、今を生きることではなく、計画を遂行すること。時間を無駄にしないこと。感情に流されないこと。
要するに、日々の生活を支配しているのは、実用性と実効性のみなのだ。

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