ドラマ化した「家族八景」 人の心を読めちゃう七瀬のショートストーリー

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家族八景 (新潮文庫)

無風地帯

お父さんと息子が同じ人と肉体関係があったお話。
奥さんはテレパスだったのかな?

澱の呪縛

ずぼらな大家族のお母さんの家がすごい汚いお話。
歯ブラシも割と共用。だって本数が足りないの。
自分の部屋を掃除されたときのなんともいえない気持ちを思い出す。

青春賛歌

スポーツカーを乗り回す若さに執着のある奥さんのお話。
若さとはなんぞや、年をとることを改めて考えさせられる。

水蜜桃

定年退職後の人生を考えちゃう。趣味を持とう。
七瀬が性の対象になるのが濃いお話。
男の浅はかさを感じてしまう。
おっさんは精神破壊。最後はドラマと小説だと描写が違うのが興味深い。

紅蓮菩薩

演技なしには続けることができなかった猜疑心いっぱいの結婚生活。
火田七瀬という名前から七瀬がESP保持者と疑われる。
話自体は一番重くて救われない。

芝生は緑

ある種スワッピングに近いお話。
お隣さん同士の夫婦がお互いお隣さんの旦那、妻に恋心を抱く。
嫉妬心っていうのは愛なのかも。

日曜画家

七瀬が興味を抱いた芸術家である天洲。
でも、男は本当に浅はかだとさらに感じる。
そして、こんな家族にはなりたくない。

亡母渇仰

最後の話。
死ぬ前に人が蘇生しているのかもしれない。
人の心が読めちゃうことは周りにばれちゃいけないから、助けたくても助けられないその葛藤

感想

ドラマで家族八景を見て、衝動買いした一冊。

人の心が読めちゃうというのは、生きづらいのだな。そして、自分の考えなんて読まれてたら本当に、浅はかなことしか考えていないことを改めて考えさせられた。男とはそんなもんなのかもしれない。

結構前の本だけど、内容は今の家族問題に通じていて、読んでいて面白かった。
ドラマとの比較も面白いです。

SFだけど、SFっぽくなくてほんとおもろい。

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