11のやる気の要因とタイプ別やる気の高め方

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やる気を科学する―意欲を引き出す「MSQ法」の理論と実践 (KAWADE夢新書)

「やる気」はどうしたら起きるのか?18,000人の意識調査の解析を元に作成したモチベーション分析システムMSQ法を公開した本。

11のモチベータ(やる気の要因)

○適職:仕事自体が好きか、自分にとってあっているか
○プライベート:家族や知人から仕事が理解されているか、
プライベートな時間に十分時間をついやせるか
○自己表現:自分の個性を発揮し、アイデアや発想を仕事に生かしていくことができるか
○環境適用:仕事の障害や困難を乗り越えれるか
○環境整備:仕事をすすめるうえでの手順や、職場の立地、設備など
○人間関係:職場内の上司、同僚などとの協調・交流・円滑さ
○業務遂行:業務遂行することを重視し、目標を達成していく
○期待・評価:周囲からの期待、信頼評価
○職務管理:職務内容の理解度、仕事をすすめるうえでの主導権
○報酬:仕事や年齢に見合った給料をもらっているか
○昇進昇給:仕事の権限の増加、役職など

モチベーションタイプとタイプ別やる気の高め方

○クリエータータイプ
・「適職」が高い、文字通り物を作り出す仕事に多い
・「環境適応」や「自己表現」が高くなるようになっていかなければならない。

○プレゼンタータイプ
・「自己表現」が高い、バスガイドやコンサルの人に多い
・自己表現に走って、職場で浮きがち。一歩引いて職場を眺める。

○ニューフェイスタイプ
・「環境整備」や「人間関係」が高い。新入社員や転職してきたばかりの人
・日々知識を習得し、仕事のやり方をどんどん覚えていくこと。

○フロンティアタイプ
・「環境適応」が高い。逆境に耐えるタイプの人
・休息などのメリハリをつけさせる。やる気が下がるのは誰にとっても当たり前なのだと認識させる

○コーディネータタイプ
・「人間関係」と「期待・評価」が高い。周囲の人間関係を把握し、コーディネートに力を発揮する人
・「根回し」や人間関係のスキルの工夫も、「自己表現」であることを認識させる

○ぬるま湯タイプ
・「人間関係」が高く、「適職」と「評価」が低い。真っ先に肩たたきに合うタイプ。
・個人でなく会社の問題であることが多い。会社の問題の場合、会社の改革の口火を切る。

○職人タイプ
・「職務管理」が突出している。技術や知識には誇りを持っているが頑固な面も持っている
・変なこだわりをすて、新たなスキルを身に着けること。

○赤信号タイプ
・「業務遂行」が高く「適職」は低い。与えられた仕事を黙々とこなす人。自分ではちゃんと仕事していると思っているが、周りからは何をやらせてもダメと認識されている。
・仕事量を増やし「業務遂行」を刺激すると「適職」もあがる可能性がある。上司と腹を割って相談してみる。

○マイペースタイプ
・「プライベート」が突出して高い。
・仕事の成果を出すことが大前提であることを認識させる。

その他として..

本書のなかでは自分の現在のやる気、タイプを診断するワークシートがある。
また「部下のやる気の高め方」「リーダーのためのモチベーション組織学」等、上司の立場からのモチベーションの高め方にも触れられている。

感想

日本の風土に合わせモチベーションの指標化をめざし,18,000人の意識調査を行い、分析システムMSQ(Motivation of Status Quo)法について書かれた本。

日本の風土・文化に合わせた理論というのは興味深かった。
本書の中にワーク・シート(質問集)があり、自分のやる気がどれくらいか、自分がどのモチベーションタイプに該当するか、ワーク・シートを実行することで把握できるようになっている。
ワーク・シートを行うことで、実践イメージができるので
本書を入手したら是非ワーク・シートを実行することをお勧めします。

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