インターネット普及の副産物として生じた、情報の氾濫で注目されたキュレーションとは

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キュレーション 収集し、選別し、編集し、共有する技術

キュレーションの時代

ウェブサイトにいつも掲載されているコンテンツだけを手軽に集めた出版物は後を絶たない

インターネット上のデータ量があまりに多いため、信用できる方法が、次第に、未加工データの検索からソーシャル・キュレーションに移行していく

モバイル・インターネットが勝ち続けているのは、インターネットというものは持ち運びできるほうが、その価値を増すから。インターネットの中核的価値はすべて、持ち運び可能か否か。

コンテンツが稀少だった日々は過去のものになったし、現金は王様ではない。コンテンツすら王様ではない。いまではキュレーションが王様。

コンテンツをつくれば、見てもらえるのではない。社会的にコネクトされているコンテンツをつくれば、見てもらえる。

ブロガーはキュレーターのはしり。特殊なトピックについて情報を集め、1ヵ所にまとめることで、ブログは膨大な価値を生む。

誰かがデジタル技術を使って自分の知的所有権を侵害していると申し立てる頃には、デジタル技術もコミュニケーションも、もう先に行ってしまっている状態を認めてしまっているように見える

コンテンツの未来はコンピュータ対人間の戦いになる。

これ以上、コンテンツをつくりだすよりも、他人がつくったすべてのコンテンツを意味あるものにしていくキュレーターが必要

キュレーションは「中抜き」とは違った概念。「再仲介」に近い。

キュレーターとは情報錬金術師であり、情報の原子を組み合わせて情報分子構造をつくりあげ、これに価値を付加することができる。

情報管理の課題

自分が世界に発した情報が、どう使われ、どう収集され、どうリスト化され、どう関連付けられるかを明確に知る方法はない

音楽産業

音楽産業を見てみると、大事なのはCDを出すことではない。音楽を出し、有名になり、自分たちの力でコンサートツアーをして金儲けをすること。

DJがやっていることは、キュレーター。他人が書いた歌や演奏している曲、他人がミックスしたり配信したりした曲を取り上げ、まったく新しい経験につくり替えてみせるから。

感想

音楽はたしかにキュレーションのさきがけのように思いました。
音階は限られているし、同じコード進行の曲はたくさんある。でも、それぞれが違う曲になる。DJなんかはキュレーター。

音楽産業はこういった情報の中で最先端をいつも行っている気がして読んでいて興味深かった。

これからの時代に対応するために知っておきたいキュレーションでした。

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