本当は怖いソーシャルメディア、フェイスブックの落とし穴

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本当は怖いソーシャルメディア (小学館101新書)

概要

世の中にあふれるネット理想主義者が語る未来とは違うもう1つの未来について語る1冊

フェイスブックの落とし穴

■ファイスブックは日本の村社会と同じで、世界中とはつながれない
 ・フェイスブックの元は、大学の社交クラブ
 ・「同じアイビー出身者(同じ属性)ではない人をコミュにいれたくない」が大半の意見
 ・SNSでお友達になれるのは、同じ属性を持った人に限られている
 ・8億人ものユーザーがいても、階層化された無数の集まりがたくさんあるだけ

■SNSは監視システム
 ・アメリカでは企業採用時にSNSでの履歴をチェックされる
 ・今は過去の行動履歴から未来までも予測する(いくら貢献する、問題を起こすなど)
 ・会社の上役にとって、これほど便利な監視ツールはない
 ・そのうち保険会社も行動を分析し、保険を加入させていいか判断するようになる

■息抜き・プライバシーゼロの社会
 ・SNSではウソや冗談ですら簡単に言えない(冗談1つですぐに炎上)
 ・フェイスブックも「ビーコン」というソーシャルグラフの前身がある
 ・これは「自動的に何の情報を読んでいます」という情報が他人に知られてしまう
 ・しかもオプトアウト(勝手に設定されて利用したくないときは自分で拒否する)制
 ・実社会でもプライバシーはあるのに、SNSでは「実名+オープン」で何も隠せない

シリコンバレーを占拠せよ

■ウォール街もシリコンバレーも同じ
 ・ウォール街を占拠せよと2011年にデモが起こった
 ・ウォール街もシリコンバレーも本質は同じ
 ・超優秀な学歴者が経営、ITか金融かどちらに就職するか優秀な人材は二択する
 ・ウォール街が潤ったのも、IT業界が牽引したからで、中身は一緒

■インテリがつくってビンボー人が買う
 ・マスメディアはインテリがマス(大衆)を相手にしていた
 ・マスがバカなら、コンテンツを作る側もバカに合わせている
 ・SNSもマスメディアと中身は一緒
 ・超高学歴経営者が、マスのヒマつぶしツールを作って課金で儲けている

ソーシャルメディア礼賛論の罠

■マスメディアvsSNSの図式がおかしい
 ・マスゴミとマスコミを批判しているが、マスメディアもSNSも同じ媒体
 ・発信する側が「正しい」「信用がある」かどうかだけ
 ・SNSでも発信する人間が信用できなければ信用できない

■最初のSNSはセカンドライフ
 ・SNSって言葉を使い始めたのはセカンドライフから
 ・1年も経たないうちに、ブームは去って企業は撤退
 ・他のSNSも流行が去ったらどうなるのかわからない

目前に迫るメディア融合時代

■デジタル化で進むデフレ
 ・デジタル化でコンテンツが大量にあふれている
 ・大量生産で1個当たりの値段はどんどん下がっていく
 ・ネット広告はリアルよりも安いので、社員の給料も下がるかリストラになる

■情報多寡でみんな同じものを選ぶ
 ・情報が多すぎて、思考停止が起こるようになる
 ・パソコンのCUPは性能は上がるが、人間の脳は簡単に上がりはしない
 ・思考停止したことで人間が選ぶのは、みんながおすすめするランキング上位のみ
 ・SNSによって一人勝ちする有名人(レディー・ガガなど)やコンテンツが増えてきている

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