わけいっても、わけいっても、インドの書評・感想

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わけいっても、わけいっても、インド

本書は、ざっくりと説明してしまうと著者がインドを旅行する話です。著者は作家であり、「旅行人」という雑誌の編集長(たぶん)であり、かつグラフィックデザイナーという多才な方です。恐らくグラフィックデザイナーとしての興味からでしょう、本書で描かれる旅の多くの目的は、インドの絵画、特に壁画や家の壁に描かれているような絵を見に行くというものです。
著者はガイドブックには情報がほとんどないような奥地へ僻地へと旅を進めながら、現地の言葉がまったく分からない状態で、手探りのままそうした絵を探し求めます。世界的に評価の高いアーティストの絵を見ることが出来た一方で、まったく目的が適わなかったという土地もあります。インドという奇妙な国の中で、いい人にも出会い、あんまりよくない人にも出会いながら、マニアックと言ってしまっていいような目的のためにインドを縦横無尽に旅する旅行記です。

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