幼年期の終わりの書評・感想

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幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

本書は、古典SFの傑作と呼ばれる作品で、僕が今回読んだ古典新訳版が、二年ぐらい前に大学読書人大賞だかを受賞したような気もします。
物語は、突如地球に異星人がやってくるところから始まります。やってくると言っても、姿は一向に見せません。地球の上空に巨大な宇宙船が現れ、そして異星人たちは、その圧倒的な力によって地球を支配しました。
支配したと言っても、具体的に手を出すことはほぼありません。戦争や貧困などを解決できるように、なるべく手を出しすぎない形で人類を統治し、地球に平和で理想的な社会をもたらした。
彼らはオーヴァーロードと呼ばれ、大抵の地球人からは歓迎された。しかし、一部の人間は、オーヴァーロードに反発した。地球にやってきてから一度も姿を見せていないことも不信だし、そもそも最終的に何を目的としているのかがまったく分からない。
長い年月を経て、オーヴァーロードの存在は人類にとって当り前のものになっていったが、しかし相変わらず彼らの目的が分からない。一体異星人たちは、どんな目的で地球を統治しているのだろうか…。

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