アイデアを考えるために効果的な7つの道具

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考具 ―考えるための道具、持っていますか?

1. カラーバス

色につられてヒントになるアイテムが集まってきます。脳はこれが知りたいなとなかば無意識に思っていることを命令として捉えている。勝手に探してくれている感じがする。その経験を意識的な作業として変換する。今日は○色を意識すると決める。一見関係なさそうなものたちが自然と集まってしまう。強制的に○色に決めることで注意力の方向をうまくずらせる。カラーバスは、注目する視点をいつもと違うジャンルで絞ると発見の幅が広がることを教えてくれる。色だけでは飽きるので、形状、位置、音など何でもいい。情報は目に見えるものだけではない。音だけではなく、臭い、手触りなど五感をできる限り使いたい。

2. 聞き耳を立てる

聞けるときに聞いておく。耳に挟んだらそのまま聞いておく。例えば、始発電車で朝帰りするサラリーマン。「みんなと話し合えてよかったっす。やる気が出たというか…」。結構真面目な話をしていると、肌で感じます。語り合うとやる気が出るんだ、なんてアイデアのヒントそのもの。生声リサーチです。コーヒーショップやファミレスも重要な聞き耳ポイント。人の話を聞くことのもう一つの効能は、他の誰かの生活の1コマを共有できることにある。普段通りに生活していたら知ることのできないこと、しかし身の回りにはゴロゴロ転がっていることをどれだけ自分の中に取り込めるかが大事。ちょっとだけ、目を向け、耳を立てる。

3. 七色いんこ

役者の真似をする。アイデアを考えるために演じる。相手の気持ちになるには、役者のように本当に体を動かしてみたら驚くほど分かる、つかめることがよく起きます。10歳お子様向け商品を開発しているとしたら、しゃがんでみる。手足も想像するより短いので、縮めてみる。私たちの考えるという概念の中には、実際に身体を動かしてみるという発想が含まれていないことが多い。でも実は、○駅の階段が降りにくいとか、混んでいてこんなに待ったのにその態度は何だとか。いつもはお客側の立場から、色々思っている。全く同じことを自分の商売でもやろう。

4. アイデアスケッチ(手書き)

まず無地の一枚の紙を。こうなったらいいなと、自分勝手に始める。文章で考えるとうまくいかないかも。そこで形状やシーンを思い浮かべる。例えば「景気がよくなる」とは抽象的。「景気がいい、給与明細を嬉しそうにあけるオレ」。そこから「給料を現金でもらうともっとうれしいかな」。はい、一丁上がり。「給料は現金で渡す。振り込み禁止令」。で一案完成。それから、「今日から春闘か。どうせなら労使交渉も楽しくやったほうがいいようね」。はい、「労使交渉は昼間に、外のレストランでやる」。これで景気がよくなるかどうかの判断、は後回し。ここでやめたらダメ。「外?田中康夫長野県知事みたいに車座ってのもありか」。はい。「車座労使交渉」。で3案目。こんなかんじです。書き方は、アイデアのタイトル、ドカン。単語一行にイラストもどき。書いても三行くらい。基本的に1枚1案で、30枚は書きたい。

5. ポストイット

課題そのものと直結したメモ。それと普段から自分の中に貯めこんでおいたアイデアのヒント。どうなるかは無視し、思い浮かんだものをそのまま書く。書き入れたポストイットを机か壁に貼る。貼る位置は適当。貼ったあと、直感であちらこちらと動かす。そのうち関係ないと思われたポストイットが結合する。

6. マンダラート

大きな正方形の中が区切られ9つのセルになっているものをマンダラと呼ぶ。真ん中にテーマを書く。自分への問いかけです。ちょっと苦しくなっても、8つ埋める。強制力が働くと必死になって考える。そこに新しさがあることが多い。全部埋めることで、商品コンセプト=切り口が八つも登場したことになる。八つのセルを埋めるという強制力が働くと、頭が必死になって回転を始める。ここで、八つのうちのどの切り口が有望なのかを選択することができますが、さらにアイデアを探しに行きます。マンダラの周辺セル、その一つ一つをさらに展開させる。次のマンダラの中心にそれを書き、また八つのアイデアを出していきます。連想することで、頭の中から情報、アイデアがドンドン引き出される。

7. ビジュアライズ

実際の企画は、企画書を飛び出して、生き生きとして動くもの、立体的なもの。ビジュアルは文字で表現できるよりはるかに多くの情報を伝えることができる。「絵にならないもの」は企画として成立しません。プレゼンしている自分がイメージできないのに、話を聞いただけの相手が想像図を頭の中でうまく結べるはずがない。ビジュアライズできていると、どんな質問も答えられる。これが企画として詰まっているということ。自分のやりたいことをどれだけ明確にできるか。それが企画が成功するかどうかの判断基準にもなる。

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