ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦の書評・感想

2253views黒夜行黒夜行

このエントリーをはてなブックマークに追加
ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦―THE BIG ISSUE JAPAN

本作は、ビッグイシューに関わる人々について書いた本です。
最近、「ビッグイシュー 突破する人びと」という本を読んで初めてビッグイシューという存在を知った。他にもビッグイシューについて書かれた本がないかと思って見つけたのが本作である。
まずビッグイシューの説明からしよう。
ビッグイシューというのは、ホームレス支援のために創刊された雑誌である。この雑誌はホームレスだけが販売できるもので、定価200円の雑誌を1冊販売することで販売員は110円を手にすることが出来るというものだ。
もともとはイギリスで始まったもので、今では世界中で同じような雑誌が生み出されている。世界中のそうした雑誌の横の繋がりというものもあり、大きな流れとなっている。
「ビッグイシュー 突破する人びと」は、ビッグイシューという会社が出来上がるまでの奮闘やそこで働く人々の現状、あるいはビッグイシューという雑誌の考察なんかが中心になっていた感じだったけど、本作では著者が自分で見たり聞いたり経験したことを一冊にまとめたという感じの本である。
著者は渋谷でビッグイシューを販売している販売員を見つけ、そこから気になって関わるようになった。初めは販売員に声を掛けるのも恐る恐るという感じだったが、ビッグイシューの事務所に顔を出したり、あるいはいろんな販売員と接したり、また月一回の会議なんかに出たりするうちにどんどんのめり込んでいき、結局ホームレス・サッカー・ワールドカップのためにスウェーデンまで行ってしまうほどである。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く