年金についての基本がわかる!日本でいちばん簡単な年金の本の書評・感想

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日本でいちばん簡単な年金の本 (洋泉社MOOK)

数年前から年金についての改革が始まったが、その変化が最たるものとして2013年に厚生年金の受給年齢が変わり始めるのだという。
それだけではなく「年金」について不明な点、見えない点がおいと言われているが、本書は年金についての基本的なところ、もしくは見えない所について紹介している。

PART1「いまさら聞けない年金の本当のところ」
年金の基本の基本と言えるところである。誰もが加入させられる(強制加入)「国民年金」や、民間企業のサラリーマンが加入する「厚生年金」、公務員が加入する「共済年金」だけではなく、任意加入できる「付加年金」や「企業年金」もあるが、本章では各年金制度の概要から、今もかつても話題となった「消えた年金」や「年金未納」などについても紹介している。

PART2「将来の年金解消のための、公的年金以外の方法」
「年金対策」は別に「国民年金」や「厚生年金」など公的な年金ばかりではない。民間の「年金」もある。
国民年金は満額でも約6万6000円、厚生年金を加えて約14万円である。この額では生活に苦しい人が多い。
では老後を安心して暮らせるにはどうしたら良いのか。
解決手段の一つとして本章では「民間年金」として「個人企業保険」や「リバース・モーゲージ」などが紹介されている。

PART3「あなたはいつから、いくら貰えるのか」
いわゆる受給年齢である。先の厚生年金は2006年の法改正により年齢によって受給する時期が変わる。
受給年齢だけではなく、受給額や支払い額から家計の収支のケースを2人のファイナンシャルプランナーの視点からアドバイスを送っている。

PART4「年金のエキスパートに聞く!年金改革の行方」
昨今では国民年金など頻繁に年金改革を行っている。とりわけ公的年金は「破綻するのでは」や「少子高齢化」によってどのようなものをもたらすのか、そして年金改革はどのように進めばよいのか、本章では年金に詳しい新聞記者と大学教授の視点から考察・提言を行っている。

年金は私たちの世代ばかりではなく、現在働き盛りの世代、もしくはこれから年金をもらう世代など幅広い世代にとって看過できないものである。まだ見えない先を見据えながら公的な年金だけに頼るばかりではなく、自ら「知る」、そして知ることによってどのような老後を迎えたいかのモデルを自ら構築する必要がある。本書はそのプロセスの中で「知る」ためのトリガーとなる一冊である。

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