人間回復の経済学を理解するポイント・感想

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人間回復の経済学 (岩波新書)

行き詰まったケインズ福祉国家の次は新自由主義ではなく、シュンペーター的ワークフェア国家へ。
「未来を神の見えざる手(マーケット)に委ねるのではなく、知恵のある人としての人間が、人間の目指す未来を創造しなければならない」

・新自由主義とは強者の論理。アダムスミスの古典派経済学から公共の概念を払拭し、効率だけを求めた思想。

・サッチャー政権
1.生産性は向上したが、技術革新ではなく人員リストラによるもの。
2.倒産件数は5倍に増えた。
3.犯罪件数が増加。警官数を増員しても増加傾向は止まらず。

・レーガン政権
サッチャーが民営化を基礎においたのに対し、レーガンは減税中心。

・大量生産、大量消費に支えられたケインズ型福祉国家はスタグフレーションにより行き詰った。その代替として新自由主義が台頭してきたが、それでは時間を逆戻りさせるだけだ。

・知識社会を目指すべき。スウェーデンでは地域開発グループの存在が大きい。全国に4000以上ある。主にIT、福祉、観光に取組み、政府もその活動を支援する。

・北欧諸国はGDP比の教育支出が高い。日本はその半分くらい。

・サービス給付は地方政府が行い、中央政府はミニマムの現金給付を行う。現金給付からサービス給付へ転換していく必要性。

【感想】
新自由主義の思想はジリ貧(デフレ)であり、ドカ貧(負ける博打)。

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