クラウドの未来を考える7つのポイント

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クラウドの未来─超集中と超分散の世界 (講談社現代新書)

はじめに

シリコンバレーで通信ジャーナリストとして活動する著者が
米国や日本で起こっているクラウド関連のニュースや出来事を
紹介しながら、クラウドがもたらす生活の変化や産業界の課題
をマクロ的な視点から解説し、企業の企画・開発・戦略立案
に役立てることが目的
http://gendai.ismedia.jp/
に連載中の「シリコンバレー・イノベーション」に大幅加筆したもの。

イノベーションの意味を日ごろの生活に見出すことができる
経営者や技術者、消費者がイノベーションの恩恵を受けることができる。
日常の問題をクラウド的な時代観で捉えることが重要。

ポイント

(私が印象に残った部分)

・ポイント1
クラウドイノベーションの段階的発展
雲コンピューティング→雲コミュニケーション→雲デバイス→雲サービス

・ポイント2
今のスマホ・タブレットはモバイルデバイスであって、クラウドデバイスとは程遠い

・ポイント3
アマゾンがDCを東京に作ったとき、受注時日系大手は軒並み敗れ海外事業者に決定
日本は電気料金・人件費・賃料が高いうえに立地条件厳しく圧倒的不利

・ポイント4
AWS が強い。これに対抗しようとOpenStackが出てきている。
Google,MS は独自に対抗。
これから数年はAmazon 王国が誕生するかどうかの重要な時期

・ポイント5
NGNへの切り替え作業は今後15-20年で進むと見られる
通信事業者のSDP(Service Delivery Platform)も今後
大衆化/オープン化が重視される方向に向かっている

・ポイント6
日本版携帯マルチメディア放送にとって、もっとも大きな懸念は技術面より
ビジネスモデル。クアルコムのFLO TVの失敗事例。

・ポイント7
日本はクラウドDCのグローバルハブ戦略を真剣に考える時期に来ている。
大規模っクラウドDCは立地する国や地域経済におおきなメリットを提供する
だろう。日本は以前、国際ハブ空港を他の諸国に奪われたように、大規模DC
を誘致できなければハブにはなれない。
今日本にもできているが使用は限定的
→日本企業が積極的に海外での大規模DC建設に乗り出すほうが簡単。
香港・上海・シンガポール・インドなどですでに買収/提携を展開している

・さいごに
著者の実感として「クラウド」とういシリコンバレーが生み出したイノベーション
は研究室や開発センターから生まれたのではなく、サンフランシスコからサンノゼ
に広がるハイテクコミュニティーに生活する「人々の日常から生まれた」と
思っている

感想

アメリカで生まれた考え方だから、日本や他の国の日常から考えると、
またそれぞれの国にあわせたサービスが可能になるんじゃないかな、と思う。
これってクラウド主義?

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