最愛の人がもしがんになったら、あなたはどう向き合いますか? がんと向き合った家族の物語

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大切なひとのためにできること がんと闘った家族の物語

まとめの前に

この本を読んで、万が一のときに備えて色々考える。
必要のないことかもしれない・・・むしろそうであって欲しいですが、絶対にやっておいたほうがいいことだと思います。

この本からは著者である清宮礼子さんのやさしやや苦悩が伝わってきて、読んでるだけでもつらく切ない気持ちになることもあります。それでも、この本に出会えてよかったと思える1冊でした。

以下に、私が読んでいて考えさせられた箇所をまとめさせていただきました。

はじめに

最愛の人がもしがんになったら、あなたはどう向き合いますか?

本人への告知はすべきか否か

主治医からは、テレビドラマであるような「余命○ヶ月です」という余命宣告はありませんでした。

告知は、本当に酷なことであっても、自分の人生は自分で決める、自分の最期までの時間を知って、どう生きていくか向き合うということが、1人の人の人生を本当の意味で全うするうえで必要なのではないかと思います。

セカンドオピニオンの重要性~ためらわずにファースト治療から~

最初からセカンドオピニオンを受けるなどして、より多くの知識を得て納得してから治療を受けることが大切です。なぜなら、残念ながら現在のがん治療は、これをすれば治る!という正解がないのです。

最初の治療で主治医の言うがままに決定してしまうと、こういった治療があったのではないか?こうしておけば…というような後悔が生まれてしまう場合があります。

セカンドオピニオンを主治医に提案するのは失礼ではないかと思われるかたもいるかもしれません。ただ、セカンドオピニオンに対し、もし後ろ向きに考える主治医がいるとすれば、逆に頼りになる主治医とは言えないと考えます。

セカンドオピニオン~治療法を探し歩いて

「お金を数百万かけ、身体に負担をかけてまで、延命する確率が低いものに挑戦すべきかどうかはよくご家族で判断して・・・」と言われ、どう判断してよいかわけがわからなくなってしまい、「もし先生の父親が同じ状態だったとしたら、どうしますか?」とたずねました。先生は「・・・正直、私だったら何もしないですね。身体に負担がかかってしまうから、緩和治療で自然に任せたい」とのことでした。

何もしないという選択。それは何もすることができないという事実。絶望で身を切られる思いでした。

一進一退の苦しさの中で~ポジティブに一日一日を一生懸命に生きる!

ちょっとよくなったなと喜んでいると、次の日には、苦しさが増して動けず、一日中布団の中でテレビを見たりラジオを聴くことしかできない。一歩前進、一歩後退の毎日の中で、精神的にまいってしまいそうになる状況下にありながら、それでも父は、なんとかリハビリの本などを読み、手足を動かしたり呼吸法を実践したりなど、可能な限りの努力をしていました。

大切なお金のこと

私の父は、入院してから、治療などで経済的に家族に迷惑がかかってしまうことを一番心配していました。父は自分自身で市役所や社会保険庁などに問い合わせて、国の様々なサービスを利用していました。(以下いくつか抜粋して紹介)

高額治療費制度…自己負担限度額を超えた部分が払い戻される制度
傷害手当金…病気や怪我で仕事を休み、十分な報酬が得られない場合に支給されるもの

一番大切なこと~大切な人との残された時間を共に過ごすことの重要性

人は死にます。愛する人が死ぬということは、つらくて悲しいことです。ただ、何よりも「ありがとう。いってらっしゃい」と心からの愛情で、送り出してあげることが送る側の一番の使命であり、大切なことなのだと思います。

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