ジーン・ワルツの書評・感想

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ジーン・ワルツ (新潮文庫)

本作は、海堂尊の「医学のたまご」と対を成す作品となっています。時間軸で言えば、本作の方が「医学のたまご」よりも前になります。
帝華大学の産婦人科学教室の助教授である曽根崎理恵は、人工授精のスペシャリストとして知られている。現在は、大学で講義をする一方、マリアクリニックという産婦人科医院で週一回手伝いをしている。かつてはマリアクリニックには、帝華大学産婦人科教室からの手厚いサポートがあったのだけど、とある事件によってその関係が変わってしまった。マリアクリニックは、現在受け持っている妊婦のお産が終わった時点で閉院を決めている。理恵は、直属の上司に睨まれつつも、マリアクリニックでの手伝いを止めようとはしない。
厚生労働省の横暴に表立って噛み付き、また議論では誰にも負けないその強さから、「クール・ウィッチ(冷徹な魔女)」とあだ名されている。
理恵は、いつものようにマリアクリニックで人工授精をし、大学では講義をしている。しかし彼女は裏にある計画を秘めている。一方、大学の同僚である清川は、担当教授からある噂について確認しろと厳命を受ける。理恵が何かやってるらしいぞ…。

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