The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another dayの書評・感想

1598views黒夜行黒夜行

このエントリーをはてなブックマークに追加
The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day

本作は、あの大人気作家である乙一が、自身が大好きだと言う「ジョジョの奇妙な冒険」というコミックをノベライズしたものです。
僕は「ジョジョの奇妙な冒険」というコミックを読んだことがないので詳しいことは知らないのですが、現在までで第7部までシリーズが進んでいるようです。本作はその中の第4部の設定を舞台として、ストーリーは完全にオリジナルで進んでいく話になっています。「ジョジョの奇妙な冒険」というからには、コミックの方では「ジョジョ」という名前の登場人物がいるんでしょうけど、本作では出てきません。
舞台となるのは東北にある杜王町。そこを舞台にし、物語は2000年である現在と、そこから遡ること19年前の出来事とが並行して語られるという形式になっています。
19年前。杜王町で事務員として働いていた飛来明里は、織笠花恵という女性から電話をもらった。当時明里が付き合っていた大神照彦の何番目かの恋人であると名乗り、彼が違法建築に手を染め莫大なお金を隠し持っていると指摘する内容だった。彼の部屋に入ってみると、天井裏から確かに5000万円以上入ったバッグが見つかった。
問い詰めようと彼を屋上に呼んだはいいが、彼女は豹変した大神に殺されそうになった。目が覚めた時彼女は、ビルとビルの間に挟まれたものすごく狭い場所にいた。どうやら屋上から突き落とされたようだ。死ななかったのは幸いだが、しかしどうやってもそこから抜け出すことは出来ないようだ。屋上から大神が、声を荒げたら両親を殺す、と言ってくる。しかし大神は、明里が隠したお金の在り処を知るまでは彼女を殺すことが出来ない。
こうして明里は、そのビルとビルの間で長いこと過ごすことになった…。

関連まとめ

本のまとめカテゴリー


コメントを書く