概要
知らない間に食べている「実は危ない食品」について説明してくれる1冊
「主食」ここに注意
【コンビニおにぎり】
■古米を新米並みにおいしくする魔法のクスリ
・精米改良剤や炊飯改良剤を使うと、古米が新米並みにおいしくなる
・炊飯改良剤に使われている添加剤グリシンをラットに与えると発育の遅れ、白血球の減少
■買うときのチェックポイント
・アミノ酸(グリシンの主成分)の入っていないものを選ぶ
【仕出し弁当】
■期限切れの食材の宝庫
・銀ザケの養殖場では、尾びれが傷ついたり異常なものは、切り身業者用に回される
・切り身にしたものは加工すればわからないので、仕出し弁当の中に入り販売されている
・仕出し弁当屋のある倉庫では賞味期限切れ食材が大量に発見された
■安心して食べるための豆知識
・法事なのの仕出し弁当に入っている白身魚は正体不明なので手をつけない
【回転寿司】
■ツナサラダ、叩き巻きなどの原型のないサイドメニューは食べない
・回転寿司の魚は代替魚が使われ、タイ、ヒラメ、アイナメなど様々な名前になっている
・売り残ったネタは、加工してツナサラダ、叩き巻きのメニューに変身している
■安全な食べ方、選び方
・チェーン店では加工度の低いものを食べる
「加工食品・おかず」ここに注意
【冷凍コロッケ】
■どんな肉が使われているのか不明
・豚肉や羊肉などを混ぜて使うのが食品業界での常識
・品質の悪いものは、亜硝酸塩やソルビン酸カリウムといった添加物を混ぜる
・亜硝酸塩とソルビン酸カリウムを一緒に使うと、発がん性物質ニトロソ化合物ができる
■買うときのチェックポイント
・無添加物の冷凍コロッケを探す
【ハンバーグ】
■本物に見せかけるための「ミート香味調味料」
・主原料は、豚、牛、羊、鳥、魚など様々な肉が表示
・肉の食感を高めるために、粒状植物たんぱくが使われている
・本物に見せかけるため、「ミート香味調味料」という肉のような風味の科学調味料が含まれている
■安全な食べ方、選び方
・無添加にこだわり、原材料に徹底的に情報開示しているものを食べる
【春雨スープ】
■たった14kcalでもヘルシーではない
・春雨スープの原材料はカップ麺と同じで、添加物だらけ
・健康にと低カロリーを選んでも、添加物をたくさん摂取している
■安全な食べ方、選び方
・インスタントスープは同様に添加物のリスクがある
「肉」のここに注意
【黒豚】
■市場に4%しか出回っていないのに全国のスーパーにある謎
・日本で飼育されている黒豚は流通している豚肉の4%しかない
・簡単に食べられるものではないと肝に銘じる
■安全な食べ方、選び方
・買うなら産地は県名だけでなく、市町村、牧場も書いてあるもの選ぶ
・県の黒豚販売指定店のものを選ぶ
【シャブシャブ】
■アメリカ産牛肉のサルモネラ菌は熱湯くらいでは死なない
・和牛シャブシャブ食べ放題の肉は、アメリカ産に和牛の牛脂を注入した偽物
・アメリカ産牛肉がサルモネラ菌に汚染されているのは畜産業界の常識
・しかもアメリカ産牛肉のサルモネラ菌は熱湯で殺菌したくらいでは死なない
■安心して食べるための豆知識
・和牛シャブシャブ食べ放題は、和牛ではない
・家でシャブシャブするときは頻繁にお湯を変えよう
「飲み物」ここに注意
【ビール】
■日本のビールはまずくて、ドイツのビールはなぜうまいのか?
・日本のビールは添加物など不純物が一杯
・ドイツのビールは「ビール純正令」で水、大麦、ホップだけを用いて製造されている
■安心して飲むための豆知識
・地ビールはドイツの「ビール純正令」に従って造られている
「調味料」「お菓子」ここに注意
【焼き肉のタレ】
■250~300℃の熱で発がん性物質発生
・焼き肉のタレの原材料には「グルタミン酸ナトリウム」が入っている
・グルタミン酸ナトリウムは250~300℃の熱で発がん性物質が発生するという実験結果がある
■安全な食べ方、選び方
・タレは手作りで
・もしも市販を買うなら、高温でも何回も肉を焼かない
【ガム】
■樹脂をベースにワックスで光沢をつけた「工業製品」
・ガムの原材料は酢酸ビニル樹脂で、ラットに注射すると中毒症状も現れる
・ガムの表面に光沢を与えるために木製家具のワックスにも用いられるパラフィンワックスが使われている
■安心して食べるための豆知識
・唾液には添加物の毒を解毒する作用がある
・ガムを噛むときは、唾液が出なくなったら捨てるようにする