初心者~中級者段階での過剰な「標準化」「効率化」は上達の妨げになる

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上達の法則―効率のよい努力を科学する (PHP新書)

まとめとしては
http://bukupe.com/summary/736

で必要十分だと思う。
「スキーマ」と「コード化」という概念を踏まえて上達を考える。
補足的な部分だけまとめる。

ちょっと駆け足なので、十分なまとめになってなくて申し訳ない。
余裕があればもうちょっと読んで意味がわかるまとめに修正したい

上達とは何か なぜ上達の法則を学ぶべきか

・上達とは
 普通の生活をしている私達が
 人並みの適性のある技能に、
 そう無理ではない練習量で
 まぁまぁ一人前のレベルに到達しようとする過程

・学校で主に鍛えられるのは知識習得機能だが、
 「学習性獲得機能」(コード化、スキーマ化能力)も鍛えなければいけない。

・上達は望ましい人柄を作る
 自発的な意思で情熱の燃やし方を知っている
 上達した自信からくる穏やかな楽観性、独特の安定感
 複線的な生き方による人柄の深さ

・上達とは世界の眺め方を獲得することでもある
 今世界に意味が見出せない人でも
 世界に意味を見いだせるようになる
 ある意味これが一番上達の重要な要素
 刺激が自分に訴えかけてくる体験まで得られれば「ハマる」

多くの人は中級者の段階で足踏みする

 いかに中級者で足踏みしている人を
 上級者に持っていくか。
 上達の意義を理解するところまで持っていくか。
 それには初級段階からの積み重ねが必要になる。

初心者~中級者段階での過剰な「標準化」「効率化」は上達の妨げになる

・「効率は上級者になってから考えるべきこと」
 初級者~中級者ラインの間ではなにより「ワクワク感」が大事。
 効率を追求し、標準化をすすめるのはこのワクワク感を著しく損なう。
 

「初歩の段階では全ての刺激が情感を訴えかけてくれるわけではない。その中でポジティブな情感を訴えかけてくるものと、ネガティブな情感を訴えかけてくれるものを弁別し、もっともポジティブな刺激群を選ぶことが重要。このプロセスは、後のコード化にも生きてくる」

 その人の好きなこと、得意なこと、ワクワクすることを大事にする。
 また、それがわからない人には上司や先生が出来る限り伝えてあげる。
 そういう気遣いが非常に重要。

・価値観を大事にして「各人の自我関与」を高める
 その人独特の間違いやifの思考を否定しない。
 むしろ積極的にそれを認めてあげる事で、自我関与が高まる。
 特に「美観」「こだわり」を重視することは大事。
 それがコード化やスキーマ形成に生かされるからだ。
 

 上司や教師は、自分のスキーマに相手を合わせようとして
 この芽を摘み取ってしまわないように注意しなければいけない。

・「ものを見る目」を鍛えることは、中級者の壁を超えるために絶対必須
 他人と比較したり
 間接的な所作から手がかりを見つけたり
 細かな要素から良い要素を抽出したり
 

 学習効率を高めるためには「見る目」を鍛える必要がある。
 中級者から上級者に至るまでには
 この観察力のバージョンアップが頻繁に行われるらしい。

 上級者や教師は、最初から自分の目を相手に押し付けない。
 その上で、いかに自分と同じレベルまで、
 さらにいうと、個性に合わせた優れた目を育てるか考える必要がある。

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